前回、先生から宣言されたとおり、今日はもぐさを使ったお灸にチャレンジしました。
鍼よりも、お灸に対してのほうが恐怖心があった私。
それは、私がまだ幼稚園とか小学校低学年のころ、私のいとこたちが何か悪いことをしたときに「お仕置き」として伯父がお灸をしていたからです。
いとこたちが畳の上に正座をして、涙をポロポロこぼしながらお灸をされていたのを横で見ていたので、お灸=痛い!という強烈なイメージがあったからです
そんなわけで、ドキドキしながら鍼灸院へ行きました。
ひととおり鍼を打ってもらったあと、とりあえず今日は背中と腰、足の裏で挑戦
診察台にうつ伏せに寝た状態で、背骨の横や、仙骨(骨盤の背中側の骨)の縁、そしてかかとと足の腹の中央あたり(「湧泉」かな?)にお灸を貼って、先生が火をつけていきます
「もぐさから煙が出てるうちはまだ熱くないからね~。・・・・・・そろそろ煙が治まってきたよ。だんだん熱くなってきたでしょ?」
たしかに、その頃から背中や腰の辺りが熱くなってきました。
「あ~・・・熱いです。・・・・・熱くて痛痒い感じです」
なんて話しているうちに、足の腹に貼ったお灸が猛烈に熱ーーーーくなってきました
「先生っ!! 足のほうがすっごい熱くて痛いんですけどっ」
「あ~、足の腹ね。ここが一番熱さを感じやすいからね それより腰のほうはどう?」
「いやっ、先生! 足のほうが痛くて腰なんてもう何も感じません 足、痛いですっ」
「うんうん、もうあと十秒で終わるよ。今が熱さのピークだからね・・・・はい、終わり~」
そう言って、燃え尽きたお灸を見せてくれました。
もぐさの部分が黒こげになったお灸・・・こりゃ、熱いはずだわ
「足の一番痛いところで我慢できたから、大丈夫そうだね。慣れたら家でもどんどんやってね」
笑顔で言われましたが、今日はうつ伏せで自分では何も見えなかったので、こんどお腹ででもやってもらった後に、自宅でも挑戦してみます
すんごく痛かった足の腹、てっきり水ぶくれでもできてるかと思って見てみましたが、すこ~し皮膚が赤くなっている程度で、拍子抜け。
考えてみたら、足の裏って感覚は過敏でも皮膚自体は厚いから、そう簡単に火傷になるわけないですね
だけど、お灸してもらってからもう数時間経ってますが、いつもより足が温かい感じがします。
鍼もいいけど、やっぱお灸もいいかも。
ちょっと痛いけど、病院で受ける採卵や卵管造影の痛みやコワさに比べたら、ぜんっぜん問題ないくらいだし
自分でもできるようになったら、腰痛持ちのオットにも試してみたいと思います