午前中、病院の培養士さんから、受精卵が分割していると電話がありました
病院の指示で、移植時間の2時間前からトイレに行かず、膀胱に尿をためておきます
これで、子宮が平らになり、移植しやすくなるそうです。
病院から指定された夕方に、受診。
診察室で、先生から受精卵について説明を受けます。
受精卵は4分割の状態で、グレード2。上から2番目です。
割球は均等だけど、フラグメンテーションという「細胞のカス」みたいなのが少しあります。
だけど、量はそんなに多くなくて、グレード1に近いグレード2であること、フラグメンテーションは、今後分割が進んでいくときにまた吸収され得る量だと説明されました。
そして、移植。土曜日の採卵と同じ部屋での移植でした。
更衣室でこれまた土曜日と同じ術衣に着替えて、採卵室に入ります。
お腹の上からエコーで子宮の様子を確認。
先生
「膀胱・・・・たまってないなぁ・・・・・」ぼそりと一言。
えーっ、お茶、けっこう飲んだのに・・・
培養士さんと看護師さんで、私のフルネームを二重確認し、ながーいチューブのついた注射器みたいなのを持ってきました。
採卵のときと同じように入念に消毒して、チューブを子宮内にいれ、受精卵を戻していきます。
エコーでも子宮の中に液体が入っていくのがよく分かりました。
痛みはほとんど無かったので、土曜日の採卵に比べると少し気持ちに余裕があったように思います。
終わったあとは、そのまま台の上で3分くらい横になって安静にし、すぐに更衣室で着替えます。
更衣室のドアを閉めながら・・・「どうか、もうこのお部屋にご縁はありませんように・・・」なんて考えてしまいました
判定日は来月11日。それまでは激しい運動は避けること、それ以外の生活はいつもどおりでOKです、とのことでした。そしてルトラールを処方されて、今日はすべて終了です。
卵をお腹に戻すのって、何だかこう、嬉しかったりするのかな~ってぼんやりと想像してたのですが、AIHと同じようにちゃちゃっと終わり、自分自身も淡々と処置を受けた感じです。
ただ、家に帰って、受精卵の写真をじっくり見たときに、「ほほぉ~、これが受精卵かぁ」って不思議な気持ちになりました。特に嬉しいとか、愛しいとか、そんなんじゃなく、「みーんな最初はこんな形だったんだなぁ」っていう、感慨?みたいな?
これまで2週間、注射に点鼻薬に、そして採卵、移植。一気に駆け抜けましたが、ここから2週間は服薬のみ。通院の必要もなく、打って変わって静かな毎日になりそうです
過度な期待も悲観もせず、穏やかに過ごしたいと思ってマス
最後に、採卵と移植のお会計
〔採卵〕
保険外再診 ・・・200円
採卵基本料 ・・・75,000円
保険外精子調整料 ・・・21,000円
顕微授精基本料 ・・・42,000円
胚培養料 ・・・33,000円
保険外プロゲストンデポー125mg・・・300円
ルトラール ・・・720円
計 172,200円
〔移植〕
保険外再診・・・200円
胚移植料 ・・・33,000円
ルトラール ・・・2,640円
計 35,840円
でした~