不妊専門クリニックの初診に行ってきました!


繁華街の中にある、外来だけのクリニックです。

病院の中は、患者さんが数人いらっしゃいましたが、と~っても静か・・・

受付で院内用のPHSを手渡され、診察で呼ばれるときも会計に呼ばれるときも

「○○さ~ん、どうぞ~」みたいに、名前を呼ばれることが無いようなシステムでした。

・・・・すごい、こんな病院、初めてえっ


先生から一通り、治療の流れについて説明を受けたあと、私は内診、採血、そして今度は看護師さんからもう少し詳しく、検査や治療のスケジュールについて説明を受けました。


で、とりあえず方針としては。

「4月は私の検査をする」

「本格的な治療は6月以降に始める」です。


と、言うのは・・・・

なんと、我がオットさん、来月から2ヶ月間、某離島へのプチ異動が決まってしまったからですあせる

人工授精しようとしても、本人がいなきゃしょうがない。

精子を凍結しておく方法もありますが、多少、凍結精子での人工授精は妊娠の確率が減る、とも聞いたので、ここは2ヶ月、私もこれまで飲んでいた排卵誘発剤をお休みして、ゆっくり体を休めることにしました。私の卵巣ちゃん、この1年よく頑張ってくれましたから・・・合格


ただ、来月、私のほうは「卵管通気検査」「子宮鏡」の検査が待っていますダウン

また、あの痛みと恐怖に耐えなくてはいけませんしょぼん

だけど、もう専門クリニックデビューを果たしたことで覚悟を決めましたから!

ひとつひとつ、こなしていきたいと思います。


余談なのですが。

オット、待合室に置いてあった『赤ちゃんが欲しい』という雑誌を手に取りながら、「何か、エロ本見るみたいなドキドキ感がするのはなんでだろう」と言ってました。うん、たしかに何でだろうね・・・はてなマーク

(今日は初診だったので、夫婦そろって受診でした)


そのオット曰く、「何かさぁ、不妊って悪いこと、みたいな雰囲気漂ってるけどさ、よく意味が分からん。なんで不妊が悪いことなんだろうね。ましてや子どもができないから自分を責めるとか。全然そんなことないのにね」だそうです。


私を気遣って言ってくれたのか、オットの本音なのか。それは分からないけれど。

治療を始めてこの1年。なかなか妊娠という成果が出ないことで、自分を責めたくなるような気持ちになったことも少しだけ、ありました。

だけど、今の私が信じているのは、母親とか、妻、とか、嫁、とかって言うのは私の個人としての核に付属する「役割」だということ。

だから、もしも母親になれなかったとしても、私個人が全て否定されるものではない、ということです。


子どもができなければ、それはきっと私には他の方法でこの世の中で貢献しなくてはならないことがあるという意味なんだと信じています。


まぁでも、これから人工授精や体外受精など治療を進めても成果が出なければ、やっぱり落ち込むだろうし自分を責めたくなることもあるかもしれません。


ただ、私の周りにはオットをはじめ、支えてくれる人たちがたくさんいます。

結婚して一度も「子どもはまだ?」って聞かずに見守っていてくれる、オットの両親。

妊娠や出産、そして不妊治療も経験した、私の話をいつでも優しく聞いてくれる仕事の仲間たち。


こんな恵まれた環境で治療できるって、私はほんとに幸せだと思います。

だから、私はどんなことがあってもやっていける!

自分の気持ちをこうして文字にすることで、さらにその思いを強く感じました。


明るく、マイペースに。これからも治療を続けていきたいと思いますグッド!