「折れない心」で問題解決する子を育てる
『Satori式アート思考子育て』
主宰の佐藤りえこです
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おおまかな傾向として
男の子と女の子の褒め方には
それぞれ押さえたい
ポイントがあります

キーワードで分けると
以下のようになります

 

男の子:挑戦・獲得

女の子:共感・連帯

 

男の子は本人が挑戦していること
積極的な姿勢について褒められることで
自尊心を高めることができます

女の子はお友達とのコミュニケーション
感情表現の豊かさに焦点を当てて褒めると
効果があります
 

 

ただし、いわゆる
「男の子らしさ」
「女の子らしさ」
については
すべての人がどちらの要素も
持っているものです


本来であれば

どちらかの要素だけに
偏ってはいけないものと言えます

気をつけたいのは

お子さんを褒めるときにしてしまいがちな

以下のような言い回し

 

ママと一緒にお料理をした娘ちゃんの頑張りをパパの前で褒めるとき
「女の子なんだからこれくらいできるもんねー🥰」

 

あるいは

 

お友達が奪われたおもちゃを代わりに奪い返しに行った男の子を褒めるとき
「えらいな、さすが男の子だな😌」

 

どちらのケースもちょっと聞くと

肯定的な褒め言葉ですが

実は性別による評価・批判をしています

 

もしも上のケースで性別が違った場合には

以下のような褒め言葉になるでしょう

 

「男の子なのにお料理もできちゃうのよね🥰」

「女の子ながらお友達のために頑張ったな😌」

 

→料理は女の子が興味を持つもの

 奪い返しは男の子が本来やるもの

 

といったイメージを植え付けてしまうのです

 


大切なのは
親自身が子どもの身体的な性別だけで
どちらかの要素を排除しようとしないこと

男の子が豊かな感情表現をしても
女の子が激しい運動に挑戦しても
否定したり排除しようとしたりせずに
その子の中の
「男の子らしさ」「女の子らしさ」の
両方を伸ばしてあげることなのです


挑戦も共感も
それが「人として良いこと」であれば
その冒険心や感受性を
具体的なポイントと合わせて
褒めてあげてくださいね


 

なお、動物行動学の研究によると


男:異性に賞賛されたい
女:同性に共感されたい


という基本的な欲求があるため
お子さんの性別がどちらであっても
お母さんに褒められるのが良いようです✨

 

 

はしょらず

ていねいに

ひとつひとつ

 

子育て時間を楽しみましょう🎶