「折れない心」で問題解決する子を育てる
『Satori式アート思考子育て』
主宰の佐藤りえこです
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自己肯定感の低い親でも

子どもの自己肯定感を

高くすることはできるのでしょうか?

結論から言うと、答えはYESです

親の自己肯定感の低さは
遺伝も伝染もしません

あなたが残念ながら
自己肯定感の高い人間に
育っていなかったとしても、
あなたがお子さんの自己肯定感を
高くしてあげることはできる
のです

お子さんの自己肯定感は、
親がお子さんの話を聞いているだけ
高くすることができます

話を聞いているだけで?と
びっくりされる方もいるでしょう

「子どもの話なら
 いつも聞くようにしているよ」
という方もいらっしゃるでしょう

しかし
「親が子どもの話を聞く」と言うのは、
簡単そうに見えて
実は少しコツのいることなのです

このコツを押さえていないと、
親がどんなに
「話を聞いている」つもりでも
子どもからすると
「親に話を聞いてもらえない」
と感じてしまう
ことがあります

もしもお子さんが

あなたの質問に対して

以下のように返事をしているのであれば

「親に話を聞いてもらえない」と

感じているのかもしれません

 

「べつに」

「ふつう」

「いつもといっしょ」

 

親はこんな返事を聞くと

「ちゃんと答えてくれない」

「聞きたいことが聞けない」と

もやもやしますよね

 

でも実はこのとき

お子さんはお子さんで

「ちゃんと聞いてくれない」

「言いたいことが言えない」

もやもやしているのです



「親に話を聞いてもらえない」と
感じてしまった子は、
自分の考えや感じたことを
安心して表現できる場所を失います

 自分の考えや感じたことを
 表現する練習ができない
 ☞いつまでも伝え下手

 

自分の気持ちを

伝える練習ができないまま

幼稚園や小学校、中学校という

集団に放り出されます

 

 伝える相手が多くなり

 ハードルが高くなる

 ☞伝えることをあきらめる

 

「伝えることで変わる」という

経験を積まないため

「伝えても伝えなくても同じ」

という状態になります


 自分の考えや感じたことそのものを

 「あってもなくても同じ」と思う
 ☞自己肯定感が低くなる

家庭内で

「親に話を聞いてもらえない」ことは
このようにして

自己肯定感を高める機会を奪うのです


子どもの自己肯定感を上げるためには
親の自己肯定感が高い必要も
必要以上におだてたり褒めたりして
子育てする必要もありません

重要なのは
「親が話を聞いてくれている」と

子ども自身が感じられること

まずは「事実を聞く4W1H」の質問
しっかりと子どもに

事実を話させることが大切です