JAZZスタンダード『Emily』 タイトルと邦題に関して① | さとぴナチュラルブログ

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以前からずーっと気になっていた事があり......

今の時代のJAZZを勉強しているほとんどの人達が持っているJAZZスタンダード 楽譜集『JAZZ STANDARD BIBLE』by納浩一



この各曲についている日本語の邦題。

そこで、自分のライブでもよく演奏している『Emily』
作曲Johnny Mandel
作詞Johnny Mercer


曲紹介をする時に楽譜の左上にある邦題が目に入り、MCでも話すのですが。

『卑怯者の勲章』



えっ⁈
Emilyの可愛らしい素敵なメロディーからは、想像できない............ということに


いつも疑問を持っていたのです。


そこで、先日 生徒さんのレッスンで Emilyを取り上げようかと、改めて生徒さんにはちゃんとした情報を伝えなければ......と調べたところ、



※ジュリー・アンドリュース、ジェイムス・ガーナー主演の、第二次大戦を題材とした、1964年のコメディ映画「卑怯者の勲章 (The Americanization of Emily) 」のために書かれた曲


なのだそうです。


映画のタイトルだったのですね?

この映画の中でジュリー・アンドリュースが演じる英国女性の名前がEmily なのだそうです。



他にも......

色々気になる邦題があるので、これを機に 演奏するにあたり、その曲をより深く理解する為にも、すこし掘り下げていこうと思います。


やはり生徒さんに正しい情報を 伝えていかなければ......という意味も込めて。

でも、調べてみて歌詞の意味や曲の背景がわかってくるとその曲への愛着や表現の仕方にも多いに影響があり、やはり自分自身の為にも とても大切だなぁと感じながら 、



今は次の4/23(日)町田INTO THE BLUEでのピアノトリオ ライブに向けて
http://intotheblue.info

演奏する曲をすこしでも深く理解できるように、ますます楽しみが膨らんでいます〜♫