香川県への要望書

 

2018年6月に団体登録し現在引き出し枠を犬100匹、猫20匹持っており、
県外の方達にお願いし香川の子たちの命を繋いでいただいています。

すでに譲渡された子たちは180匹を超え、ボランティアさんのもとで里親さんを待っている子たちが100匹近くおります。
殆どの子を空輸で県外に体調や週齢を配慮し搬送しました。

今回のトラブルは県内の既存団体の方達が保護動物の空輸を嫌い、県外の譲渡、県外の団体に手伝ってもらうことを拒んだことから始まっています。

保健所に収容される子たちは一般譲渡枠に上がれた子、迷子犬とされた子のみ保健所の収容動物としてインターネット上に一般譲渡枠の子として公開されますが、それは収容動物の5%ほどでそれ以外の子は幼齢の子たちまで譲渡枠に上がれず殺処分枠になり、殺処分されています。
インターネット上に載せてもらえない殺処分枠の子たちは保健所の壁に
個体の写真無しで、収容日、雄雌、大きさ(大中小)、毛色、捕獲場所等がが記載されたものを貼り出されますが、
団体登録した者しかその子たちを実際に見ることが許されず、その情報や貼り紙を公開することは保健所にかたくなに禁止されていました。
(先日までは団体登録者同士の情報共有も禁止されておりました。)

そのため、他県なら当たり前に譲渡枠に上がれるような可愛い子犬子猫が中讃保健所だけで毎週20匹ちかく殺処分されてきました。
既存の団体登録者は、空輸しなければ救えないのならそのような子たちの殺処分は致し方ないという考え方でおられたようです。

既存の団体の方達は私達が空輸に踏み出したことが許せないようで、何度も保健所や県庁に苦情入れ邪魔をされました。
そのたびに嫌がらせをされ一部の保健所職員からは暴言を吐かれ、眠剤を飲まないと眠れくなるほど精神的に追い詰められています。
今までにも既存の団体や職員より追い詰められ、ボランティアをやめてしまった人や精神的に追い詰められた人が何人もいると聞いています。

このようなことも改善し一匹でも罪のない子たちを救えるよう、
そして処分される子たちを産み出さないよう、香川県が変わっていただければありがたいです。

県への要望は以下です。

県内の犬猫の飼い主へ啓蒙と罰則
1. 未不妊手術の個体を外飼いし妊娠した子、または妊娠させてしまった場合の子犬子猫の引き取り料金を一匹当たり2万円とする。
2. 上記で回収した罰金は保護された動物の医療費にあてる
3. 放飼いしている飼い主を積極的に法的に罰する

現在の譲渡体制への要望
1. 香川県内の収容動物数が保健所によって差がありとびぬけて多い中讃保健所の動物担当の職員に負担がかかりすぎていて、譲渡の対応がし切れず、
引き出し依頼をするたびに自分たちが用意できている犬から引き出すように言われ、こちらの希望する犬が違う場合拒否され殺処分される。
愛護センターが出来るまでの1カ月であるが人員を増員して欲しい。
2. 全収容動物の写真付きの情報の公開
動物管理番号・収容年月日・収容期限・保護場所・性別・大きさ・その他特徴
3. 全収容動物の一般譲渡
4. 愛護センターが出来てからも愛護センターに移送されるまでに保健所での団体と一般への譲渡を継続。

以上です。

香川県民のモラルが向上し罪のない命が繁殖され無残に殺されずに済むよう、どうかお力をお貸しいただけますよう宜しくお願いいたします。