睡眠不足で痩せなくなる理由
食欲コントロールダイエット協会・インストラクターの佐藤です。
本日は、睡眠についてお話していきます。
結論、痩せるために睡眠不足を解消するのはめちゃくちゃ大事です!!
睡眠不足になると、
・食欲が乱れる
・代謝の低下
などの理由により痩せにくくなります。
詳しく解説していきます。
睡眠不足で痩せなくなる理由 5つ
①食欲が乱れて食べ過ぎる
睡眠不足になると、食欲が乱れて食べ過ぎます。
食欲にはホルモンが関わっていて、睡眠不足になると食欲を抑えるレプチンというホルモンが低下します。
逆に、食欲が増すグレリンというホルモンが増加してしまうことにより食べ過ぎやすくなるのです。
②疲労により食べすぎる
睡眠不足になると、疲れが残り疲労感から食べ過ぎやすくなります。
「疲れたからもういーや」と食べ過ぎてしまったことはりあませんか?
人は疲労感が強いと正常な判断が出来なくなり、食べ過ぎやすくなるのです。
③代謝が下がる
睡眠不足になると、代謝が下がり消費カロリーが低くなります。
睡眠不足により自律神経とホルモンのバランスが崩れるからです。
睡眠中は身体をリラックスさせる副交感神経がよく働くとよいのですが、睡眠不足は身体を緊張させる交感神経の働きを強めます。
睡眠不足により慢性的に交感神経の働きが’強い状態が続くと、交感神経が疲弊してどんどん働きが悪くなり、代謝を下げてしまいます。
自律神経を休ませるためにも睡眠は重要なのです。
④低血糖になりやすくなる
睡眠不足は自律神経のバランスを崩し血糖値を不安定にします。
血糖値が不安定になると低血糖症状が出やすくなり食べすぎが起こりやすくなります。
低血糖の症状は、以下のような症状です。
・食べても食べても満足できない
・日中や夕方のソワソワ
・イライラしやすい
・頭痛
・手足の震え
・脱力感 など
これらの症状が出ている人は要注意です。
⑤活動量が減って消費カロリーが下がる
睡眠不足になると活動量が減って消費カロリーが下がりやすくなります。
睡眠不足になると疲れが残り、身体を動かす量が減ってしまうからです。
睡眠不足がなく疲労もなければ朝からてきぱき動いて日中も活動し、消費カロリーは高いはずですよね。
ですが、睡眠不足により疲労感が強いと疲労によりてきぱき動けず、日中は横になっている時間が増えるかもしれません。
そうなると消費カロリーがよく眠れている時に比べて下がってしまうのは想像できますよね。
自分に合った睡眠時間を確保しよう
睡眠不足で痩せにくくなる理由はおわかりいただけたでしょうか。
では、どれくらい寝たらいいの?ということについてです。
基本は平均7時間以上寝るのがおすすめです。
7時間以上寝るのが難しいのであれば、横になる時間を増やしたり15分程度の仮眠をとるのも疲労の回復に有効です。
また、目覚めがばっちりで日中の眠気もなく過ごせているのであれば、必ずしも7時間以上である必要はありません。
逆に、どんなに長く寝ても目覚めが悪い・日中や夕方に眠気があるのであれば睡眠時間が短いか睡眠の質が悪いといえます。
・朝すっきりと起きられるか
・日中・夕方の眠気はないか
・疲労感はないか
この3つを基準に自分の今の睡眠時間が足りているかどうか確認してみると良いでしょう。
十分な睡眠をとることは食欲と代謝の安定のためにダイエットに欠かせません。
なかなか痩せなくて睡眠不足があるのなら、睡眠不足がないか見直してみましょう!