甘いもの欲が落ち着く方法 5選

 

 

 

 

 

 

食欲コントロールダイエット協会・インストラクターの佐藤です。

 

今日は甘いもの欲が落ち着く方法についてお話していきます。

 

あなたは甘いものを食べ始めたら止まらなくなる事はありますか?

 

私はめちゃくちゃありました。

 

アイスを一気に3個食べたり、菓子パンやケーキやクッキ一気をに食べたり。

 

とにかく甘いものが止められませんでした。

 

結論、食事と生活習慣等の改善で甘いもの欲を落ち着かせる事は可能です!

 

まず、甘いもの欲が止まらなくなってしまう原因について解説していきます。

 

 

  甘いもの欲が止まらなくなる原因

 

①カロリー・糖質不足

 

摂取カロリーが足りないと、身体はエネルギー不足と判断し甘いもの欲を強めます。

 

また、カロリーが足りていても糖質の摂取が足りないと身体のエネルギーのストックが不足します。

 

カロリー不足・糖質不足になる事で、身体はすぐにエネルギー源になる甘いものを求めてしまうというわけです。

 

②睡眠不足

 

睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモン・レプチンが低下し、反対に、食欲が増加させるホルモン・グレリンが増えてしまいます。

 

ホルモンバランスが崩れ、睡眠不足により食欲が必要以上に増すことで甘いもの欲が強まりやすくなります。

 

また、睡眠不足は自律神経のバランスを崩すので血糖値が乱れやすくなります。

 

血糖値が下がりすぎると低血糖の状態になり、脳がエネルギー不足と判断してしまうため、甘いもの欲が強まってしまうのです。

 

③鉄不足

 

鉄は食べたものをエネルギーとして利用する時に使われるミネラルです。

 

鉄が不足する事でエネルギーを上手く作る事が出来ず、身体はエネルギー不足となってしまいます。

 

鉄不足も甘いもの欲が強まってしまう大きな要因です。

 

 

④過度な運動

 

身体は消費した分だけカロリーを必要としますが、過度に運動することで身体に必要以上にストレスがかかり、食欲を乱します。

 

食欲が乱れると手軽に食べれる甘いものに手が伸びやすくなってしまうのです。

 

痩せるためにと無理やり激しい運動をしたり、疲労感や寝不足があるのに無理に運動をするのはやめましょう。

 

⑤ストレス・不安

 

甘いものはストレスや不安を和らげ、幸福感を与えてくれるセロトニンを一時的に出しやすくします。

 

「甘いものを食べるとストレス解消になるから」と甘いものをたくさん食べるのが習慣になると、次第に少しの甘いものだけでは満足できなくなっていき、甘いもの欲がどんどん強まっていきます。

 

 

  甘いもの欲が落ち着く方法・5選

 

①十分なカロリー・糖質を摂る

 

最低体重×27kcalは食事からしっかり摂るようにしましょう。

 

カロリー不足が解消され身体にエネルギーが満たされると、甘いも欲が落ち着きやすくなります。

 

また、糖質は身体のメインのエネルギー源です。

 

身体のエネルギーのストックにもなります。

 

血糖値の安定にもかかわる為、三食しっかり炭水化物を摂って糖質を補給するようにしましょう。

 

②鉄分を意識する

 

甘いもの欲が止まらない、かつ生理がある女性や産後の女性は鉄を摂ることを意識しましょう。

 

生理前だけ摂るのではなく、鉄を意識した食事を日常的に取り入れていく事が大切です。

 

苦手でなければレバーを食べる事がおすすめです。

 

③適度な運動

 

適度な運動は食欲を落ち着かせるセロトニンを出しやすくします。

 

セロトニンは幸福ホルモンとも呼ばれ、不安な気持ちも落ち着かせてくれます。

 

特にリズミカルな運動(ウォーキングやジョギング)はセロトニンが出やすくなるのでおすすめですよ。

 

④刺激を減らす

 

体重計に乗って一喜一憂・SNSを見て人と比べる等などの行動は、脳への刺激となってしまいます。

 

刺激を受ければ受けるほど、さらに強い刺激を求めてしまいやすくなり、甘いものを食べていても「もっともっと」と刺激を求めて甘いもの欲が止まらなくなります。

 

体重計に頻繁に乗る・SNSを見すぎている等をしている人は、控えてみましょう。

 

⑤禁止食品を作らない

 

禁止食品を作ってしまうと、禁止食品への意識が強まります。

 

例えば、ダイエット中だからと甘いものを一切食べないようにしようと考えたします。

 

そうすると、脳はより甘いものへの欲求を強め意志で押さえつける事は難しく、甘いもの欲が爆発して食べ過ぎにつながるのです。

 

また、甘いもの=太るという認識を改める事も重要です。

 

太る・太らないは結局カロリー収支であり、消費カロリー>摂取カロリーなので、消費した以上に甘いものを食べなければ太ることはありません。

 

甘いものを食べたら太ると安易に考えるのはやめましょう。

 

  甘いもの欲は落ちつきます!

 

甘いものは無理にやめようと思うのではなく、自然と過度に欲しなくなる状態にする事が大切です。

 

そうすると、食に縛られることも減り生きやすくなりますよ。

 

甘いものをやめるわけではないので、甘いものを食べる時も罪悪感なく楽しめるようになります。

 

自分の食生活や生活習慣を振り返り、適切な対処をする事で甘いもの欲はきっと落ち着いていきますよ。