梨木香歩さんの絵本 | satonsの絵本ブログ

梨木香歩さんの絵本

ペンキや


映画「西の魔女が死んだ 」が公開されています。

今日はこの映画の原作者、梨木香歩さんの絵本「ペンキや 」です。


ペンキや 」は、ペンキ塗りを仕事に持つ、しんやという青年の物語です。

はじめからたくさんの人にもてはやされることはないけれど

ひとりひとりの依頼主の心の深いところををつかんでしまう。

素敵なペンキやさん!


ひとつの職業に誇りを持って、自分なりのやりかたをコツコツと磨いていく。

そういう職人気質の仕事のやりかたには、憧れを感じます。


梨木香歩さん独特の「欧風の場面のなかに、日本の精神をもつ」ような世界観。

そこに、出久根育さんの「不思議で繊細な絵」がぴったりとマッチしています。

1ページ1ページが絵画のようで、大人が楽しめる絵本だと思います。


私はこの本の装丁も好きです。

表紙裏のペンキのはけの模様がおしゃれだったり

カバーをはずしたときに、ちがうデザインになっているのも素敵!


西の魔女が死んだ 」をご覧になったり、原作を読まれたりして

「梨木香歩さんの世界にひたりたい!」という方には

とってもおすすめの一冊です。


【題名】ペンキや
【さく】梨木香歩
【え】出久根育
【装丁】丸尾靖子