屋外の小さなリンクでやっていた
フィギュアスケートのイベントを
見てきました。

たくさんのひとがきていて、
イベントが終わった後、
一気に帰りだした人の群のなかで
はぐれないようにまーちんの手をつないだら

「なんで、手ぇつなぐの?」

迷子になったら困るから。

「そんなん大丈夫だし」

と言われて、まーちんの手を離しました。

息子は、ひとの流れのなかをうまく泳いで
私に着いてきました。

年末にママさんたちの集まりがあって
よその小2、3のお兄ちゃんたちは
もう手をつなぎたがらないと話題に出て
いえいえ、うちのまーちんは
まだ手をつなぎたがりますよ
って否定したばかりでした。

そう、ついこの間。

けれど、いきなり
息子は手をつなぎたがらなくなったのです。

少し前、
後ろを歩いてる父と妹が
手をつないでいるのを見て

「ねえ、おかあさ~ん。たまには手をつなごうよ」

ってふざけたように笑いながら、
手をつないできたまーちんを覚えてます。

子供たちが今よりずっと小さかった頃から、
私は手をつなぐのが
好きではありませんでした。

こどもの短い腕にひっぱられるように
姿勢が傾くのも嫌だったし、
こどものじっとりした手の感触も苦手。

なるべく、手をつながないで済むように
避けてきました。

だから、もうまーちんと手をつなげない
と思っても、それほど寂しくなかった。

思い返してみれば、
私が腕を広げて見せると
少し照れたような顔をしながら
妹と争うように突進してきたまーちんが
この頃は躊躇ったり、
呆れたような顔をして、
抱きつきにこなくなっていました。

抱きつかれるのも得意ではなくて、
あつい、おもい、うざいと
邪険にしてきたくらいなので、
悲しくなったりはしません。

ただ、いきなりの息子の変わりように
池にいた鳥が突然飛んでいったような
少しビックリするような気持ちに
似ている気がします。

私が守らなくちゃいけなかった幼児時代は
もう終わったんだなと感じました。