息子は算数の「時計」分野がとても苦手でした。
小1の頃の点数は失念したのですが、小2前期の時計のテストはなんと40点…
先日中身を見返したところ、「午前、午後を付けて答えましょう」という問題を見誤り、解答には「午前」か「午後」としか答えていませんでした 何時何分はどこいったのよ…!!
そんな不注意ミスに加えて、そもそも「何時間経ちましたか?」「何分後は何時ですか?」みたいな問題が当時はさっぱりでした…
そんなこんなで一念発起し、時計の特訓をしました…!!
といってもすんごく緩くて、ゲームをする前に毎回時計の問題を息子に5問ほど出し、それに答えられてから始めてくださいというものです◎
我が家はゲームする日を金土日と決めており、この3日間はそれぞれ1時間半〜2時間弱プレイしていると思います。
そのため「ゲームの前には必ず時計の問題を解いてからね」という感じで半ば強制的に時間を読ませ、週3回は必ず時計の勉強をするようにしていました。
最初は何時何分を読むのすらも間違えることが多く、ここからかい!と… しかし人間、続けていると慣れてくるもので、今では「午前11時25分です。2時間20分後までゲームが出来ます。何時まで出来るでしょう?」というところまで答えられるようになったので、ようやくどうにかなったようです…!
そして迎えた先日の時計のテスト…
ついに出来ました!!
こんなカラーテストで喜ぶなんて…と思われるかもしれませんが、なんせ前回は40/100点だったので、すんごい進歩なのよ
因みに表面は「大きい数」だったのですが、こちらも9割出来ていた上、なんといつもだったら解けていない思考問題(点数には入らない下段にあるやつ)まで正答していたので、息子にとっては十分快挙でした
因みに家で特訓していた「◯時に出発して、◯時間◯分後は何時になるでしょう?」「1分40秒は何秒でしょう?」といった問題は息子の教科書では今回範囲外だったようなので、来年にやるのかな…?? きっといずれ学習するとは思うので、覚えててくれると嬉しいです
…て、普通のお子さんでしたらこんなん家で特訓せずとも普通に身につけていらっしゃるかと思いますが、息子は努力でどうにかするしかない
息子にはいつも「うさぎとカメ」の話をしています。
世の中にはうさぎみたいに、元から勉強が出来て、尚且つ飲み込みが速い子も沢山いるでも残念ながらあなたは違う けれどもあなたは毎日努力することを知っているし、コツコツ頑張れているからこそ、こうして結果も出せている。
そしてカメは海では泳ぐのは得意でしょう? あなたも皆と違った分野(彼で言えば生物)はとても得意だし、強みを持っている だからその分野においてあなたは最強だと思うし、凄いと思うよ!⭐︎ 今は大変なことも多いけど、毎日頑張っているからこそ結果も出ているので、これからも一緒に頑張ろうね
と話しています☆*:.。.
これがどこかで響いてくれているようで、毎日少しずつでも必ず勉強しているところは、我が子ながら本当に頑張っているなと思います
因みに私自身の経験からも、低学年の勉強の出来からはまだ将来はわからないと思います 成長スピードは人によって様々なので、速く成長する人、後から伸びる人がいるからです。
そして実際、私自身低学年まではうさぎタイプだったのに、完全に落ちぶれたからです。
今でも覚えていますが、低学年の時は授業がめちゃくちゃ簡単に思えたため、家でも一切勉強してなかった上に、授業中も本ばかり読んでいて先生の話をまるで聞いていなかったのです
それでも授業中急に当てられても答えられていたそうで、完全に勉強を舐め腐っていました…。
しかし中学年になった頃、少しずつ勉強が分からなくなってきたのです…。そこですぐにリカバリー出来たら良かったのですが、低学年のうちに一切勉強しなかったツケがまわってきたため、何をどうしたら良いのかも分からない。なんと、塾の入塾テストにすらも落ちる
そして気付けば階段を転がり落ちるかのように成績も急降下し、どん底まで落ちていきました…
そこから暗黒の6年間ぐらいを過ごしていたので、一度転がり落ちてからは相当の努力をしないと這い上がれないというところまで、重々理解しています
とはいえうさぎタイプの友人達の殆どが最後までうさぎだったので、ここまで完全に落ちぶれた人は私以外見たことありません 本当、努力をしない人間はここまでダメになるのね…と、自らの姿で痛感しました
そしてそんな中、逆に「え、あの子、あんな凄い大学行ったの!??」という事例も度々見ました。
私はエスカレーターの私立だったので、小学校でも中学校でも成績が足りていないと容赦無く足切りされて退学させられるシステムでした
因みに私も2度ほど肩叩きをされています。
校長室に呼ばれ、「このままでは中学に上がれません。」と言われたことは忘れられません…
そこで悲しくも別の道を歩むことになってしまった学友が実際何名かいたのですが、彼女達の中には数年の時を経て大躍進した友人も多く、大人になった今では大企業で活躍していたり、なんと海外で医師になった子もいました(海外の学会で彼女が登壇していたらしく、そこで十数年ぶりに再会したのだそうです!グローバルすぎる…!)
今思い出せば小学校時代の彼女達は、子供の私の目から見ても一風変わったところがあったので、きっと息子と同じく何らかの特性があったのかと思われます。
そして恐らくそれが成長により落ち着いてきた頃に、彼女達自身の沢山の努力とあいまり、大躍進することができたようです
といっても息子がその大躍進に続けるかという話では全くなく、「コツコツ努力を惜しまない人が、最後に躍進する」ということは明らかだと思うので、努力すること、毎日続けることは大切だなと思います。
それは小さい頃から身に付けていると大人になっても役立つものなので、息子にも小さな成功体験が積み重なればいいなと思います
恐らくこれからも息子は、皆よりも沢山の努力が必要だと思います それでも今の亀のような努力が実ることも大いにあると思うので、彼の頑張りを応援していきたいなと思います