こちらでは、病気になった患者の家族という立場から、その闘病生活についてお伝えしています。
同じような、親や兄弟に患者さんがいる方に向けて、その心にほんの少しでも寄り添えるブログになればと思い、書いております。



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前回のこちらの記事からの続きです。
よろしければ、続けてお読みくださいね。













2012年1月より、ついに
特養へと入所出来ることになりました。



それまで何ヵ所の病院や施設に
お世話になったことでしょう。



色んな想いをしましたが、
無事にこの日が迎えられて
みんな晴れやかな表情だったと思います。




特養のオープンと同時に入所したので、
スタッフの方たちも
明るく、温かく
そして盛大に迎え入れて下さいました。




こんなに歓迎されるのは
父が病気になってから
初めてのことだったと思います。





家からも車で20分くらいの場所だし、
父との心的距離も
心なしか近づいたような気持ちでした。




(母の記録より)
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3月11日

会うなり、
「あのさ、うちの土地をきちんとする
話あったじゃん
・・・・・・・(ややしばらくして)あれ、
ママが電話で話しといてよ」


3月18日

スケッチブックと色鉛筆持っていき、
下のラウンジでお茶のあと、
花をかいてもらう

その後いつものように
トランプのババ抜きをしていたが、
今日はややいらつき気味で、
途中から同じカードじゃないのに
1枚だけ出したがる
「ちがうよ」と言っても
どうしても1枚だけ出すことにこだわる
やや不機嫌
グッドタイミングなことに
おやつになり、
トランプ中断できた

でもそのあともはいていた靴下を
脱いで、またはいて
反対の足も脱いではいてと、変な感じ

その後首をうなだれ
寝ている感じ
しばらくして、職員の方が勧める
詩集を私が声を出して読んでいると、
自分でも読みだした


3月31日

今日は○(私)がレッスンから帰ってから
一緒に○○(父)の所へ行く
飛行機の本2冊テーブルに置いていた

いつものように、おやつを持って
下のロビーへ
食べたあと、その本を眺めている

私と○で「最近は職員の人たち
初めの頃より笑顔じゃなくなったね
疲れているのかな」と話していると、
「そうだよ、戦闘に行くから疲れるんだよ」
と本の中の話に

その後「風呂に入る」と!!
また始まったか
でもここは家じゃないので、ごまかせる
「じゃ上に戻ろうか」と促し、
3階のユニットに戻ると
「空母に着地するのを
セッティングして」とか何とか言う
「分かった、じゃ今度くる時までにやっておく」
というと、
「いや、すぐにしなきゃいけないんだ」
というので、
「じゃやってくるね」
と言って帰ることにした
「?」な顔をしてた

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この頃はもう
症状も落ち着いてきたので、
父の妄想からの発言をメモに残す程度に
なっていました。





毎回ではありませんが、
それでも会いにいったときに
メモにあるような発言を聞くと、






「またかぁ・・・」
「治ったんじゃなくて、
症状を抑えてるだけだもんね・・・」
とギクッとするような、
ガッカリするような
複雑な気持ちになりました。





<続きます>