経緯メモの続き。
紹介状を日大病院御茶ノ水に変更して貰い、電話予約をして翌日診察に行く。
何時間も待つだろうと覚悟をしていたけど、意外とすんなり。
ひと通り検査をして、先生の診察。
すると。
「脈絡膜新生血管ですね。でも少し前に出来た古い物っぽい。どうしようもないですね、特にやれる事はないから、このままお帰り頂く感じです。」
と。(ぶっきらぼうに)
え?
どういうこと?
私「悪いものはあるけど、もう手遅れ。治療は何もできなくて治らない。
一生この歪みのある視野、ボヤけてモヤモヤ曇りのあるままってことですか?」
(こう聞いた)
先生「まぁそうですね。」
絶句しました。
だってそうですよね、いきなり一生目が見えにくいって言われるなんて。
しかも、まだバリバリ子育てやら仕事やらしている年齢で。
下に眼球のレントゲン写真あります↓
(苦手な方は見ないで下さい)
この、凹んでいるのが黄斑と言われる部分。
その下の内部に映っている突起が、通常はない異物の血管が盛り上がってしまっている物です。
黄斑や網膜、周りの血管や皮膚などを圧迫している病気です。
通常はこう↓(私の右目)
ニョキっと出ている物がないのが、通常です。
私が食い下がって、注射とかないんですか!?
と、調べた注射について聞くと
「ん〜これもう枯れちゃってるから、どうしてもやりたいんだったらやってもいいですけど、まぁほぼ効かないと思いますよ。じゃあやります?1番弱いもので。」
と言われ、翌週の月曜にラニビズマブbs硝子体注射の予約をした。
その時金曜日。
注射の予約はしたけど、本当にもうこのまま何もできない状態なのか、その種類の注射でいいのか。
どうしても納得できなかったので、やはり医科歯科で診て貰いたいと思いました。
医科歯科は、強度近視外来があるんです。
日大は黄斑外来のみ。
で、紹介状を出して貰った地元の眼科に行き、再度紹介状を書いてくれないかと言ったところ、そんな事はできない。
あっちもこっちもはダメ、という事を看護師さんに言われ。
先生は会ってもくれなかった。
そんなもんなの?
とりあえず落ち込み。
このやり取りを、知り合いの眼科医さん(今は育休中)に言うと、え〜なんで出してくれないんだろう?宛名変えるだけなのにね、、と不思議がっていました。
で、仕方ないので色々調べまくって、とある眼科に行く事にした。
日大と医科歯科はキャンセル。
医科歯科にいらした先生がいる眼科。
そこでもやはり診断結果は、少し前に出来た血管のようだから難しいけど、効く可能性は相当低いけど、硝子体注射を打つことに。
だけどここは、アイリーア。
後発品は嫌だったので、この注射で良かったです。
経過メモ
打った直後…硝子体注射の中身がタピオカみたいに目の中にウヨウヨ沢山漂っているのがめちゃくちゃ見える。
次の日…割と消えるけどまだ少しある。見え方は変わらない。
4日後くらいまで…見え方は変わらず、あー効かないんだなやっぱり。と落ち込む。落ち込んでないフリをしていた。
5日目…木曜仕事終わり、お昼過ぎに家に帰ってから。近くを見ると、かなり目の奥が締め付けられる痛み。とにかく近くにピントを合わせられないくらい痛い。
眼圧が上がっているのか!?と不安になる、怖過ぎてそればかり気になった。 タピオカはまだ少し見える。
6日目…行きつけの眼科ではない、最近まで知らなかった近所の眼科へ朝イチで行く。
先生がとても優しくてホッとする。
ひと通りの検査をして貰い、異常なし。
そこで、まさかの新生血管が少し引っ込んでる事実が判明。薬が効いているということ。
先生も驚いていた。
写真↓
↑上が左目、下が右目。
注射前↓
少し引いてる!
視力検査でも、あっ見える!
と思ったのよね。
まだモヤはあるし右に比べて見にくいけれど、前より良いト思う。
次回は注射から17日後に検診だから、その時はどうなっているのか気になる。
9日目…タピオカは僅かに時折見える。
近くを見るとまだ眼痛があるから、もしかしてこの痛みは、薬が血管を抑えてくれている痛みなのかな?とも思う。
そうだとしたら、頑張って欲しい。