意を決して。
イチアとニカが通っている小学校は給食はなく、お弁当です。
昼ご飯の時間になり、
いつものようにニカが弁当を包んでいるハンカチを開いたら
イチアの巨大なお弁当が入っていました。
イチアは大食漢(胃拡張?)。
大人の男の人用のお弁当箱を持たせているんです。
一方のニカは小食なので
小さなお弁当で、スカスカにおかずを入れてあります。
さて、困ったニカ。
担任の先生は用事で教室にいません。
とりあえず、泣きました。
かたや、イチアは
ニカより遅れて昼ご飯の時間になりました。
そして、自分の半分の大きさしかない
ニカの教室までニカの弁当を抱えて猛ダッシュしました。
そして、ニカの教室に入るや否や、
と、叫びました。
が。
時、既に遅し。
なぜか
「お兄ちゃんの弁当を全部食べなければならない。」
と、思い込んでしまったニカ。
意を決して必死で食べきったのです。
一方、ニカのスカスカ弁当を食べることとなったイチアは
お腹の足しにもならなかったようで
帰ってくるなり、ブーイングでした。
いや、かたじけない。面目ない。ごめんなさい。(母より)





