壁材(および天井材)は使用する面積が広いだけに、選ぶときにはコストが大きな要素となります。ビニールクロスを選ぶ人が多いのは、低コストが大きな理由です。また、手軽に色・柄を選べるというメリットもあります。最近では汚れ落としが容易だったり、珪藻土を染み込ませたりといった機能を付加されていても価格は大きく変わりません。雰囲気的にビニールクロスでは物足りない場合、和紙や布のクロスを選ぶこともできます。この場合材料費が高く、ビニールクロスより数倍以上かかりますが、肌触りや見た目のやわらかい質感はビニールクロスにはない味です。壁一面をアクセントカラーとして楽しみたい場合は、ペンキ(水性塗料)によるペイントがおすすめです。色の種類も豊富なので、部屋の雰囲気や用途に応じて使い分けるとよいでしょう。ただし、下地のつなぎ目などを平滑に仕上げないとペイントのよさが半減します。左官工事をともなう珪藻土や漆喰の塗り壁は、材料費以上に施工費が高くなるのでビニールクロスやペイントよりコストがかかります。既存壁への重ね塗りでもビニールクロスの数倍以上のコストは見込んだほうがよいでしょう。ただし、塗り壁ならではの独特の深みのある味わいや調湿・消臭効果があります。木質系の素材は、腰壁などによく用いられます。インテリアのアクセントになるほか、傷に強いタイプの化粧シートを貼ったものはペットのひっかき傷への対策としても効果的です。これらの壁材をコストや目的、インテリアなどを考慮して選びましょう。
■まとめ
家のメンテナンス時期は、だいたい15年と言われています。15年も経てばお子さんが成長するなど生活環境も大きく変わっているかと思います。そんなとき、リフォームをご検討される方が多いかと思いますが、いろいろなことをしっかりと考えて行わないと、思っていた空間とちがう形になったなど、生活に支障が出ることもあります。何事も下調べが大事です、リフォームをご検討の方は、こちらでご紹介した内容を参考にして、計画的にリフォームをすすめてください。