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きょうは天皇誕生日。

国民の祝日ですから、お家に国旗がある方は掲げましょう。

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さて、天皇とは何か、を学校では教えません。

日本国憲法では天皇を『日本の象徴』『国民の象徴』と定義しています。

日本国憲法の第一条に天皇の地位が書かれています。

天皇という存在がどんなものなのか、分かり易いのがこの動画。

15年前の動画ですが、これだけ動画一辺倒の時代になって、調べる=動画検索という時代になったのに、この動画を超える短くて分かり易いヤツがない)

では、まず、どうぞ。

<世界最強の天皇陛下>
https://youtu.be/lsOFxj9To-o?si=ioBFq-AEkoYMlSCB

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さてここからは何度か掲載しているけど、宮崎県の岩戸神社(あまの-いわと-じんじゃ)に行ったときに宮司さんが天皇皇后両陛下についてお話されたことを紹介します。

宮崎県の高千穂(たかちほ)にある天岩戸神社に行ったのは2011年7月11日(月)。



ここでの天皇陛下とは、皇后陛下とは、という話に心引かれまたことを思い出しました。

この前の2/11(日)は「建国記念の日」でした。

今年は皇紀(こうき)2684年。

日本という国ができてから2684年経った、ということです。

それも踏まえて読んでみてください。


--(ここから宮司さんのお話)

今から三千年ほど昔、世界の人々は太陽を拝みました。大地を拝みました。

自然そのものを神様と拝んでおりました。

日本ではその信仰がそのまま残りました関係上、いまも富士山を拝む方やお正月に太陽を拝む方がたくさんおられます。

その中でも最も喜んで拝んでいたのが、生きるために必要な食べ物をくださる山や海を『神様』と拝んでおりました。

そんな時代に神武(じんむ)天皇陛下は、初代の天皇陛下ですが、日本中にお米を植えて周(まわ)られました。

人々はお米という食べ物は空の上の神様がくださった食べ物と考えました。

そしてそのお米を植えて周られた神武天皇陛下は神様の子孫だろうと考えられました。

すべてはここから始まっております。

神武天皇陛下が神様の子孫なら、神武天皇陛下のご先祖様は神様です。

地上の神武天皇陛下と空の上の神様、これを結びつけたのが霧島連山の高千穂(たかちほ)の峰です。

神武天皇陛下は高千穂の峰の麓(ふもと)でお生まれになっております。

神武天皇陛下より後の方々は、お米が良く育ち、日本人が飢え死にしませんようにと祈るしごとにつきました。

植えたお米が育つように祈ってくださる天皇陛下のお陰で日本人は生き続けることができました。

だから天皇陛下は毎年豊作を祈って、ご自分でお米を植えたり、稲を刈られたりされております。

また皇后陛下は綿を摘まれたり、蚕(かいこ)に餌をあげたりされております。

日本人の食べ物のことを祈ってくださるのは天皇陛下です。着るもののことを祈ってくださるのは皇后陛下です。

日本人の日々の生活のことを祈ってくださるお二人だからこそ、日本人は両陛下を大切にされております。

(お話、ここまで)

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学校ではまったく教えない天皇という存在であるけど、事あるごとに紹介される天皇陛下のお言葉を聞くと『国民の幸せを常に願って、国民と苦楽を共にすること』であり、『皇室を構成する一人一人が、このような役割と真摯に向き合い、国民の幸せを願いながら一つ一つの務めを果たし、国民と心の交流を重ねていく中で、国民と皇室の信頼関係が築かれていくもの』という姿勢を貫いていることがわかる。

それがわかる天皇陛下の新年の挨拶をいくつか紹介すると、

・日本と世界の人々にとって幸せな年になることを祈ります。

・本年が人々にとり,おだやかで心豊かに過ごせる年となるよう願っています。
 
・年頭に当たり,我が国と世界の人々の平安を祈ります。 

・本年が国民一人ひとりにとり,安らかで良い年となるよう願っています。

など。

比較しても仕方ないが、他国の国家元首が国民に向けて挨拶するときや自分の誕生日に発言している内容などと比較すると日本の象徴(天皇)がどういう存在なのか分かり易いだろう。