「総理大臣になったらなんだか疲れちゃったわ。

私、なにか飲みたい~い」


しめた!


「誰か、水!!」


紫ちゃんがあわてて水を持ってきた。


「はい!水ですぅ」


「総理、水です」


「でかした!アハハハ~」


何がでかしただ、今辞任したばっかじゃないか。


「この水…何か変ね、まぁ、いいわ、アハハハハ」


変?まさか!?


「ちょっと!」


「キャッ!」


僕は水を飲んだ……あっ!?


「お酒だったみたいですねぇ。ごめんなさい!」


そう言って、紫ちゃんが逃げる…ヒドイ


「アハハハ~、アハハハハハハ~!!」


………ヒドイ。




「ねぇ!あなた、アハハハハ!びっくりしたじゃないですか

アハハ~!罰としてなにか甘いものを持ってきなさい!

アハハハハハ!」


「嫌だ!」


逆らうとどうなるんだろう…少し気になってしまった


「アハハ!酷い!アハハハハ!酷いわ!

私に、ハハハ!私にあんなことして、アハハハハハ!」


もう、笑うんだか怒るんだか、どっちかにしてほしいものだ。

ていうか、これは、慣れてくると面白いな…。


「三代子…ねこがねこんだ」


「アハハハハハ!なにくだらないこと言ってるの!

アハハハ!アハハハハハ!」


「フリーは不利」


「アハハハハハハハハ!そんな、事ばかり言って、

私怒りますよ、アハハハハ!ハハハ!アハハハハハハ!」


そんなこと言ってる割には笑ってる…。

こっちも笑ってしまいそうだった。


「早く、甘いの持ってきなさい!アハハハハハ!」


仕様がないので皆のいるところからシュークリームを

持ってくることにした。