先週の4月2日、日曜日に、パリ市長アンヌ・イダルゴさんが
テープカットに訪れて、セーヌ川右岸のチュイルリー公園から
バスティーユ手前までの車道3.3Kmの長い遊歩道兼公園が
オープンしました。
去年から、試験的に車の通行止めになって歩行者天国に
なっていたんですけど。
イタルゴ市長が目指すのは、ただのホコ天ではなく
セーヌ川の右岸車道を緑地化し、パリ市民の憩いの場に。
フランス人の典型的な思考回路とも言える
何の案や事柄(芸術に対しても)について必ず、
ネガティブな意見、クリティカルを言う習慣。
今回も、環境に優しいイダルゴ市長の名案の
セーヌ川車道廃止の緑地化に対しても反対意見は
つきものです。
タクシードライバーさんにとっては、迷惑な話で、
彼らは皆、イタルゴ・クレイジーと言っています(笑)
この車道の封鎖のせいで、QUAIと言われる
セーヌ川の頭上の道路が今迄以上に大渋滞しているのです。
昔は、左岸も右岸もセーヌ川の岸辺の車専用道路があって、
夜タクシーで帰路につく時、パリの西側から右岸の
セーヌ川右岸の車道を走るのが好きで、
ドライバーさんも、下走って!とリクエストしていた。
ポンヌフ辺りを走りすぎる時の、その車道の中から
ライティングされたシテ島やコンセルジェリーの景色は
幻想的で、壮大な一大パノラマだった。
眠くても、いつも車の窓からその素晴らしい眺めを見る
その贅沢感。まさに、パリを愛する幸福な瞬間だった。
もう、ここをこうして車で通り過ぎることはない。
↓↓
パリの車閉め出し作戦、大気汚染の事も考えると
大賛成なんだけど、、、、、
それに、パリに住んでいると車っていらないんだけど、、、、
道路として機能しなくなってしまわないで、
早朝と夜間だけでも、車の交通を許可してくれたらと。
それが私の本音。
でも、これからの季節、このセーヌ川畔の遊歩道公園では、
お祭りイヴェントもいっぱいだろうし。
陽が長いので、川辺のテラスでアペロもいい。
イタルゴパリ市長のパリの都市計画案として、
大々的に宣伝しているこのセーヌ川の緑地化ホコ天なのに、
毎年、夏にここで開催されるセーヌ川のパリ・プラージュ
(セーヌ川で日光浴)は、今年は、中止だそう。
どうも、市長と委託業者間の問題らしい。
そもそも、セーヌ川でプラージュは、無理があり過ぎだった。
だから、これで良かったんじゃないかな。。。
、
パリは、とにかく、いつも、いろいろ、めまぐるしく変わる。
だから、楽しいパリ。
次にパリに来た時は、是非、このプロムナードを
パリジャンに混ざって、お散歩したり、
芝生の上に座って、ゆっくり時間を過ごしてみてみてください。
これからの季節、サトミーナのクライアントさんも続々と
パリに入っています。
仕事で、パリ中駆け回るので、ゆっくりお散歩も楽しめる
余裕がないのが現状なんですが、
朝、早く、ホテルから出て、少しこの辺りをウロウロするのも
気持がよくって、いいですよ!
明日もお楽しみに!
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http://www.satomina-paris.com
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