元々、16区、トロカデロ住民だったし、ストゥディオもあると
いうのに、、
毎日、前を通っていたこともあるのに、足を踏み入れたことが
なかったCimetiere de Passy=スィムティエール ドュ パッシー。
トロカデロ広場のすぐ隣りに面しているこの墓地園。
パリの三大墓地とは、違い、こぢんまりとしている。
一見、ここにセミトリーが、あるの?と思うくらい、入り口も
小さく、目立たない。
でも、土地柄、ブルジョアファミリーのお墓が、小綺麗に
区画整理されている。
どうも、有名な作曲家かやサイレント映画の頃の女優が、
埋葬されているらしい。
フランスも、最近、火葬が増えたが、まだまだ、土葬が、
多く、棺のカタチをした墓石だらけ、、、
外国、フランスに住んでいると、自分の将来、考えますよ。
お墓問題。
好き勝手に外国に出てきて、、、
死ぬこともなど、まだ、先、、て、
考えずに生きているようだけど、、、
きれいで、オサレなパリだろうが、憧れ!だろうが、
何を言っても、思っても、私たち達は、必ず、いつか、
死ぬのです。
生老病死は、誰でも、平等ですから。
パリ在住の日本人大先輩方が、お亡くなりなった時の事や、
また、若くして、パリで亡くなってしまった日本人、など、、、
悲しくらい、テキトーな、葬儀だったり、火葬後、墓碑も
ないので、仮の墓に葬られ、2年ごとに移し変えられるとか、
死体のまま、冷凍庫に保管されたなんて、聞いたこともある。
だいたい、死んでしまえば、終わりでは、ない!
残された人たちも、大変なわけで、
外国となると風習も違うし、身寄りもいなければ、
なおさらです。
好き勝手に行きて、一人、最後は、
大使館と領事館にお世話になるしかない。
いわゆる、「困ったちゃん」になって、
人に迷惑かけっぱなし、ってわけ。
↑
自分のことですな~。
大体、火葬して、日本に骨を持ち帰ることも
容易ではないのです。
たとえ親族がいてもらしいです。
どんなにステキなおフランスの旦那様で
どんなに「Je t'aime」でも、「Tres belle」の
可愛いハーフの子供でも、、、
私が死んだら、お葬式も、そして、その後の
お塔婆供養もしてくれるのかが大事ですよ!
そんなの、わからないですよね!
フランスは、死んだら終わりの刹那な的な国ですから。
↑
ストゥディオのある建物。
お部屋は、セミトリー側には、面してません。
今が、よければ、それでいい!と、生きるのも勝手ですが、
でも、人間の一番大事な死を考えず、
また、考えても、こんなふーに「困ったちゃん」に、
なっちゃうなんて、、ね。
私は、フランス式の葬儀も埋葬されたくない!のです。
日本人ですから。
わけもわからない、今まで、行ったこともない寺院とかで、
自分が信じてもいない牧師や教祖に死ぬ間際も、
死んでからも、祈ってもらうなんて、、とんでもない!です。
そういう時が来た時は、日本に、、、
今日のパッシーの墓地がいくらステキでも、
私は、お墓は、日本がいい!!
パリ永住組は、しっかり、このこと考えないと!
いつきても、おかしくないんですから、、
死ぬことは。
明日もお楽しみに!
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