アフリカのギニアで発症して以来、猛威を振るう、エボラウイルス。






スペインにこの菌の保持者が上陸し、死亡者が確認され、その感染者たちに
医療行為を行っていたとされる、病院関係者に感染が、拡大さた2週間前から、
フランスでは、このエボラ出血熱の上陸に対しての情報が、事細かく、
報道されているし、パリ市民の間でも、この話題が、持ち切りです。






あまり、嬉しいトピックスでないのと、少し、行き過ぎた勘違いも重なって、
人種差別的な語源が、飛び出し、有色人種たち、特に、アフリカ人の方々は、
残念ながら、少し、被害妄想的になっている傾向が、あるようです。




フランスは、ノーベル平和賞を受賞したこともある、医師によって作られた
世界的に有名なNPO、国境なき医師団の国でもあります。注:フランス語では、
Medecins Sans Frontieres (メドュサンサン フォロンティエール) と言います。






略して、MSFの存在。こんな素晴らしいNPOを組織編成できるフランスで、
仏保健相が、先日、この国境なき医師団で、活動中の仏人女性看護師が、
リベリアで、フランス人としてはじめて、エボラ出血熱に感染し、日本の
製薬会社が、開発したインフル治療薬で、治癒し、フランスに戻って来たと
発表しました。






エボラ出血熱のフランス上陸率75%とヨーロッパで、ダントツのトップ。
Air Franceも、夏から、西アフリカ諸国の便を規制しているくらいだ。


パリ市内では、受け入れ体制の完備されている病院として、
18区にある、
hôpital Bichat(ビッシャ病院)が、指定されている。
7区にある、小児病院Necker(ネッカー)も、だそうだ。



昨日、ここに、エボラ出血熱の感染の疑いのあるアフリカ人女性患者が
運ばれ、隔離され、現在、検査と治療を受けている。





今、西アフリカでエボラ熱と闘っている人たちに、心から、尊敬の念を抱く。




明日もお楽しみに!

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