9月は、そう、オペラ座のバレエのシーズンの始まりでもある月で、
毎年、この年度始めの演目、それも、初日か2日目には、ガルニエには、
足を運んで、いたのですが、、



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今年は、、この恒例の初日に行われるdefilee(デフィレ)が、この最初の
演目の初日と10月の今日、4日の最終日に、あるということで、
好きなフォーサイスの今回の演目は、今日のチケットをギリギリに、
Getしました。


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このデフィレとは、オペラ座のバレエ学校の生徒達から、オペラ座エトワールの
ダンサーが、舞台上を行進するという、お披露目の儀式で、これぞ、格式のある
オペラ座のバレエ団という感動と興奮が胸を熱くしてくれるのです!



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今日のデフィレにも、多くのエトワールが欠席。
今回のデフィレが最後であろう、オレリー ドゥポンが、貫禄の最後の登場で、
拍手喝采!でしたが、、



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でも、最近は、スターエトワールも去り、どうにもこうにも、花に欠け、、
なんとなく、、気分も盛り上がりません。

でも、今日の公演は、デフィレだけでなく、特別公演なのです!



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8歳からオペラ座のダンス学校で学び、自身もオペラ座バレエ団で活躍し、
引退後は、オペラ座を離れ、ダンスカンパニーを設立し、再び、オペラ座に戻り、
1995年から、パリオペラ座バレエ団の芸術監督を努めてきた、
Brigitte Lefevre (ブリジット ルフェーブル) が、今日で、オペラ座を去るという、
アデュー公演なのです。



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彼女の好きな特別な演目も加わり、今日は、ただのデフィレだけでない、
いつものバレエ公演とは、一風違うのです。



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彼女は、ジャズも得意とし、古典バレエより、ネオクラシック、
コンテポラリーをこよなく愛す、彼女なりのセンスがあります。
その彼女がセレクションする演目には、賛否両論の多くの声を
聞きますが、、、
こうして、また、オペラ座バレエ界の一時代の幕がおとされるのです。



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お疲れさまでした。ブリジット様!

これからの新生オペラ座に、乞うご期待です!
となりますが、、
映画「ブラックスワン」のナタリー・ポートマンの夫で、アメリカNYBCの
プリンシパルだった、35歳の若き、新しい芸術監督のベンジャマンミルピエ。
知名度は高いけど、彼の就任発表は、正直、驚きだらけで、プレス関係者も、
バレエファンも皆、???だった。
オペラ座も、内部は、かなり、ポリティックらしい。
フランスは、どこでも、すべてが、ポリティカルなんです。



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そうそう、最近のオペラ座のダンサーは、機敏さやシャープさに、どうも、
今ひとつ、欠けているように、見受けられます。

どのダンサーも、前より、一回り、横に大きいし、、、が、しかし、
エトワールのドロテの激やせに、プレスが、騒いでおります。


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今日のブリジット女史のアデューですが、最後は、これまた、アニエスも、
イザベルもルグリと、もちろん、イリエールも舞台に上がり、拍手と
ビズ(キス)の嵐。ウットリ
久々の興奮状態で、オペラグラスを壊してしまいました(笑)

やっぱり、バレエは、最高です!



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オペラガルニエを後に、このまま、Nuit Blanche(ヌイ ブランシュ)白夜の
イヴェントに、ちょっと、行ってみます!




明日もお楽しみに!

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