さて、この確定申告は、全年度の収入がゼロの人、無職の人であっても申告する義務がある。
5月にこの申告が済み、大体9月から10月にかけて、所得税の請求が来る。同じ時期に、住民税、固定資産税がそれぞれ届くことになる。この所得税の請求書 AVIS D'IMPOTが色々な手続きに必要になるからだ。
確か、子供たちの学校の給食費もこ所得税請求書の金額によって決まるのである。





住民票なるものが存在しないフランス。EDFと言われるフランス電気公共料金の領収書が、そのかわりの
住所の証明となる。この領収書も5年から7年は、保管義務(領収書に記載されている)があるといい。
これらの用紙も色あせてしまうくらいの年月だ。


今月の確定申告も提出前にコピーを取り、保管。
とにかく、紙、紙、紙。書類の国。papier,papier,papierなのだ。
電気料金をコンビニで払い、領収書をポンとゴミに捨てられる日本が羨ましい。
何でも、コピーし、保管。この為、ドンドン増える書類の量。
フランス人でも、アパルトマンの一室に書類の部屋が必要だ!と嘆くくらい。


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