落語ドラマ『品川心中』 | 真理のひとり言

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スポーツ観戦、映画、テレビ、ときどき下ネタ…ひとり言を書いてます。

私は落語が好きなんですけどね。


その中でも

特に古今亭志ん朝さんが大好きでした。



2001年に亡くなるまで

志ん朝師匠を見るために、寄席や独演会にホントよく通ってました。

そんな志ん朝師匠の得意だった演目のひとつが、この『品川心中』



これがWOWOWでドラマになってるんですよ!

8月にスタートした『にんげんこわい2』

WOWOWオンデマンドでも配信されてます。


さらに。

その主演が「今、私が一番好きな」吉岡里帆ちゃんだっていうんで…


う〜ん。

美しすぎるぅ♪



『品川心中』というのは、その昔の「遊郭(ゆうかく)」の噺でしてね。

「遊郭」ってのは「春を売る」という場所、まあ売春ってことなんだけど。


豊臣秀吉が作ったと言われ、戦後1946年のGHQによる「公娼廃止司令」が…


すみません。

こういう話になると、私も真面目に割としっかり書くでしょ(苦笑)


ところが、そういう時って必ず「抜け道」や「抜け穴」を探すもんなんですよね。

パチンコ屋がいきなりお金に換えないで、わざわざワンクッションおくのと一緒。


客は飲食店にやってきて、そこに住む女の子と

「たまたま」恋に落ちたってことにする(笑)


この無理矢理な屁理屈で存続したんですが、1958年の「売春防止法」により

ついに、日本中の遊郭は消滅しました…

まあ、現代でもソープランドみたいに形を変えて残ってはいますよね。


実は、あれもね。

個室浴場に来た客が「たまたま」接客係の女の子と恋に落ちたという体裁なんです。


いやあ、私も何度も「たまたま」恋に落ちたからよく知ってます♪


個室浴場だけに、つい欲情しちゃって(笑)


グラッチェ♪



かつて、吉原が関東大震災で被害を受けると大発展した品川の遊郭

「板頭(いたがしら)」という超売れっ子の花魁(おいらん)だった「お染」

しかし、今やすっかり人気も無くなってしまい「お茶を引く」の立場に。


まあ、女性というのは寿命が短いですからね…

寿命っていったって、ホントの寿命ではなく…

女が綺麗な花と咲いている「女盛り」の寿命…



すみません。

これ、私が言ってんじゃなくて志ん朝さんが言ってんですから。

また、女性ブロ友さんを敵に回しちゃいけないんで(苦笑)


ただね。

ドラマだと、年をとって女盛りが衰えたはずのお染さんが全然まだ美しいんですよ!


だって

そりゃあ、吉岡里帆なんだもん(笑)



そして、お染さんは「移り替え」という季節の衣替えの費用を出してくれる客もなく

後輩達に落ちぶれた姿をバカにされるのが嫌で、ある客の男と心中する決意をします。


ところが、お金を用意してくれるお旦が現れ、自分勝手に心中を中止してしまう。

そこで、裏切られた男が仲間と謀ってお染さんの「女の命」である髪をバッサリ…



落語では丸坊主にされるんですが、ドラマはそこまではせずに

男性のちょんまげではないけれど、ざんぎり頭って感じに…



それでも当時の女性にとっては一大事なんで。


「誰にも見せられない姿にして、もう死んだも同然だ」と悔しがるお染さん…


う〜ん。


ただね。

逆に、ショートヘアの女性大好きの私にとっては


かぁわぁいいぃ〜〜♪



こっちの方が余計に好きだったりして(笑)


そんなわけで。


吉岡里帆の美しさばかりが際立つ『品川心中』でした♪


お後がよろしいようで。