資金源強奪 | 真理のひとり言

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ヤクルトスワローズの山田哲人応援ブログ。
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スポーツ観戦、映画、テレビ、ときどき下ネタ…ひとり言を書いてます。

先日、ちょっと書いたんですが。
池袋の新文芸坐での「深作欣二 特集」に
昨日の大雪の中、行ってきました。

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新文芸坐ってのは、いわゆる “名画座” でしてね。
私のような者には、たまらない映画を上映してくれます。

残念ながら、土曜日の「仁義なき戦い 5部作一挙上映オールナイト」は
立ち見しかチケットがないということで断念・・・
さすがに、立ったままで徹夜はツラい(笑)

昨日は 『バトルロワイヤル』と『資金源強奪』の二本立てでした。

故深作監督のご子息である深作健太監督がトークショーで来場予定も
「深作健太監督は急な体調不良のため欠席」

ウソつけって!
絶対、大雪で来るのイヤになったんだって(笑)

それでも、映画館は中年からお年寄りの映画ファンでビッシリ。
いつものように、ここは館内にかる~い加齢臭が漂うン(笑)

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資金源強奪 1975年 深作欣二監督


「仁義なき戦い」が大好きで
70年代の東映作品は、知ってるつもりだったんですが

これは、完全にノーマークでした・・・

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敵対するヤクザの組長を殺害し、8年間の刑務所生活を終えた
主人公に北大路欣也が、自らの組の賭博から3億5千万円を巧妙に強奪。

被害者はヤクザゆえに、犯人捜査を依頼したのは悪徳刑事の梅宮辰夫。

強奪計画の相棒である室田日出男、川谷拓三と裏切り裏切られを繰り返し
北大路欣也は、最後に梅宮辰夫と手を組みます。

しかし・・・結末もまたも裏切り。


その他にも、主人公の妻に太地喜和子。
それを寝取る主人公の兄貴分に名和宏。
松方弘樹と山城新伍も友情出演で、いい味出してました。

「仁義~」と同様にオールスターキャストのキャラクターが際立っていて
また、コメディタッチのテイストが「仁義~」とは違う味わいで、とっても良かったです!

特に、北大路欣也さんのカッコよさと川谷拓三さんのキャラが最高♪

意外なところで、梅宮悪徳刑事がデレデレになる十代の若妻役の女優さん。
この時代の東映作品特有のヌードのサービスカットがあるんですが
豊満な胸で、しかも、とっても可愛いんです♪

この人、誰なんだろう?ってヤホーで調べたら(笑)

『新ハレンチ学園』で児島みゆきのあと
二代目の十兵衛を演じた渡辺やよいさんて方なんですって!

すいません・・・マニアックすぎますね(苦笑)

さらに、驚いたことに
この方は、亡くなった天才力士、元関脇・蔵間の奥様!

相撲ファンである私は、二度ビックリ!

そんなことは、どうでもいいんだけど
ホントに面白い映画でした!

なんか得した気分♪


帰りにビール飲んで、ご機嫌で帰って
「やっぱり北大路はカッコいいゼ~」
と、奥さんに話すと。

「ふ~ん・・・アタシは雪かきで大変だったけどね」と、鬼の形相。

スクリーンのヤクザ以上の迫力でした・・・