ワシントン時事より
トランプ米大統領は21日の記者会見で、移民の受け入れを一時的に停止すると正式発表した。
新型コロナウイルス対策による経済停滞で失業者が急増している事態を踏まえ、米国人の雇用を守るのが理由としている。
対象は永住権(グリーンカード)に基づく米国移住で、企業駐在員や季節労働者など期限付きの米滞在は含まれない。
停止は60日間だが、終了時の経済情勢を見て延長の是非を判断するそうです。
4月中旬までの1カ月間の累計で、全就業人口の15%に相当する約2200万人が失業保険を申請していて、トランプ大統領が移民停止を発表する考えも分からなくもないです。
私自身もアメリカでは移民です。
永住権申請には人一倍苦労したので、なんとも言えない心情です。
しかしながら、アメリカに実際住んでみて、沢山の失業者を目の当たりにしてみれば、この発表の意味が分かるような気もします。