こんにちは！
出産の不安を喜びに変える専門家
助産師 岩本さとみです。
今日も読んでくださりありがとうございます
助産師歴11年、
年間1500件の子どもが生まれる現場に
立ち会い命の物語を見てきた助産師が、
妊娠出産を通して母になる覚悟、
母になる楽しさ、母子の健康を
継続的に関わりお伝えしています！
母としての豊かな価値観を持って
子育てができるよう導きます。
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LINEで、公式2023年の星座別運勢を
お伝えしています。1月31日まで❗️
（育休中に占い師をしていた時期がありました）
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昨日、「パンを食べてしまうママ」の
エピソードをお伝えしました。
今日は、助産師ではなく
国際中医師としての観点から
①パンを食べたくなる理由と体の特徴
②パンの健康への影響
について2本立てでお伝えしていきますね。
①パンを食べたくなる理由と体の特徴
人は生理的に、自分の肉体に
必要なものを食べたくなるように、
できています。
小麦には、薬膳の考え方で、
・情緒を安定させる
・胃腸を健康にする
・元気を補う
という効果があります。
漢方薬でも、小麦（しょうばく）と言って、
精神不安を安定させる生薬があります。
甘麦大棗湯（カンバクタイソウトウ）
という漢方薬には小麦が含まれており、
不眠や、精神不安、
子どもの夜泣きなどに
用いられます。
小麦は、小麦粉になっても、
情緒を安定させる効果はあります。
しかし、《小麦》は体を温めますが、
《小麦粉》は、熱を冷まします。
こんな風に、食べ物には作用があると
考えるのが中医学の薬膳の考えです。
これだけ見ると、パンはある意味、
ストレス社会の救世主と言えます。
しかし、習慣的にパンを食べる人の体には
特徴があるように思います。
それは「むくみ」です。
これを東洋医学では
「湿（しつ）」といいます。
湿気の「湿」です。
そもそもパンを欲しがる人は、
ストレスを強く感じているため、
甘いものも欲する傾向にあります。
甘さのあるものは潤いを与え、
胃腸の働きを補い、
緊張を緩和させてくれます。
しかし、過剰な糖分は、
余分な水分を溜め込んで
しまいます。
さらに、胃腸は湿気に弱いのです。
かえって胃腸を弱めてしまいます。
もともと日本人は湿気が多い気候で、
胃腸を弱めやすい民族です。
日本人がハワイに行って元気になるのは、
ハワイが高気圧で空気が乾燥しているからです。
湿気がたまり、むくんだ胃は、
消化の働きが悪くなり、
消化不良を起こします。
そして、胃は、ストレスを
ダイレクトに受ける臓器。
過剰な湿気に、
絶え間ないストレス…
もう消化なんかやってられない…
というのが胃の気持ちではないでしょうか
そうなると、胃は
水分を含んだお米よりも、
パンやパスタなどの
乾いた食べ物を
食べたくなるんです。
そして、思い出してくださいね、
小麦粉は体を冷やす食べ物・・・
冷えで血行は悪くなり、
むくみはますます
悪くなる一方です。
コーヒーに山盛り砂糖、
ケーキやチョコレート、デザートを
毎日のご褒美として食べる生活、
していませんか？
砂糖を摂らずには
いられない日常生活が、
すべての不調の
始まりになっています。
さて、パンは、本当にストレス社会の
救世主なのでしょうか…
次回は、②パンの健康への影響について
お伝えしていきますね。
助産師としての経験、考えを綴っています。
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