の続きです…


ワイキキ愛を再確認してしまった
私のワイキキ愛は
もう誰にも止められない。


とにかくワイキキへ行くためには
この物件を高値で愛してくれる方の元へ
お嫁に出さねば。


偶然にもこの
購入から4ヶ月の間に
みるみるハワイ不動産が上昇。


とは言え
おうちを売るなんて初めての経験。


買い手(バイヤー)の時にはなかった
手数料というのが
売り手(セラー)には発生する
ということが判明。


ようするに
購入した価格で売れたところで
マイナス(涙)


最終的に売る金額の8.7パーセントが
手数料としてかかり
そこにリノベーションにかかった費用と
所有してた4ヶ月分の諸々の費用を足す


自分が購入した価格に13%増しで
初めてプライスマイナスゼロと知る。


購入からたったの4ヶ月の
プチリモデル


不動産屋さんからは
購入額の15%増しの
掲載価格(リスティングプライス)を
提案されたけど


愛を込めてお化粧されたおうちに
私もっと価値のある女よ
と言われてるような気がして
それより5%上乗せした
購入額から20%増しで
売り出すことに。


今からお部屋撮影を
カメラマンさんにお願いしたら
掲載は来週以降になってしまう
ということ


不動産はナマモノ


1日も早く市場に出しましょう
とのこと。


のんびり夏ハワイを
エンジョイしようと思っていた
2ヶ月の滞在予定が
体育会系のリノベーションが
終わったと思ったら
次は不動産業


100m走の後に
そのままマラソン大会に出ることに
なった気分(笑)


とりあえず
おうちの魅力を最大限に
引き出せるような撮影を
自分で全身全霊行いました。


もし全く誰からも連絡がなかったら
どうしよう


値下げしなきゃいけなくなったら
どうしよう


もしオファーがあっても
キャンセルされたら
どうしよう


どうしよう尽くしで
心配性炸裂


リスティングする前から
ストレスを感じ出す…


初めて売り手を経験して知った


買うより売る方が
しんどいのね(涙)


戦闘開始の朝


リスティングスタート!


今まで自分が見ていた物件情報に
自分の手がけた物件が出ている


なんだかこそばゆい
不思議な気持ち


嬉しいやら怖いやらで
生きた心地がしなかった。


リスティングから1時間…


不動産屋さんから電話で
内見したいという連絡がありましたと!


キタ━━━(゚∀゚).━━━


その日のうちに合計3件の
内見リクエスト。


涙涙涙涙


こんなに早く連絡が来るとは思わず
その日のうちに内見したいという
リクエストもあったけど
とりあえず2日後の日曜日までに
部屋を片付けてお見せすることに。


勝負の日曜日の朝


この部屋に住みたい!って
第一印象で思ってもらえるよう
隅々まで綺麗にお掃除して
家具の配置やカーテンの開き具合まで
念密に計算して
ありったけの運気も注入。


内見時間は部屋を空けて
家に戻ると
内見したリアルターさん達の名刺。


どうだったんだろう?


価格の価値はなかった?


ネガティブな思いに押し潰されそう。


もう私が頑張れること
一つもない。。


悶々としながら迎えた
月曜日


フルプライスでオファー涙


掲載からわずか4日で
エスクロー
(アメリカの不動産売買機関)。


自分が手がけたおうちが
認めてもらえたような気持ちと
感謝の気持ちと
安堵の気持ちが溢れて
泣いた。


でもこれで喜んでばかりいられない。


エスクローが閉じる日まで
買い手はいつでもキャンセル可能
油断はできないとのこと。


まずは
インスペクション(物件検査)を
クリア


たったの4ヶ月で
プチリモデルでの20%増しのため
多分無理だろうと心配されていた
アプレーザル(物件査定)も
無事クリア


相手のローンもクリア


長い長い生き地獄のような
エスクロー45日


精神崩壊寸前で


無事売却(涙)


200以上の同じサイズの部屋を持つ
コンドミニアム内で
ここ数年で最高値の取引額。


そして


エスクロー終了後
買い手のエージェントさんから
私のエージェントさんに


私達を選んでくれて
本当にありがとうございましたと
わざわざ電話がきたそうで
(普通はメールの挨拶程度で終わるそう)


私はクライアントさんの喜ぶ顔が見たくて
不動産屋をやっているのだけど
今回のお客さんは本当に喜んでくれて
本当に嬉しかったという
お礼の電話だったそう。


売った私も
買ってくれた方も
お互いのエージェントさんまで
みんなハッピーって


なんて素敵な結末(涙)


と同時に


険しい険しい
ワイキキ家探しの
ゴングが鳴ったのでした



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