乳癌で闘病中の小林麻央さんの

開設されたブログを読みました。



病室で書かれたと思われる心の叫びに

涙が溢れてきました。



子供に、


「いつも一緒にいられなくてごめんね。

何にもしてあげられなくてごめんね。」


と胸を痛めてるママがいたら、


あなただけでなく、私も同じです

と伝えたいです。



という麻央さんの言葉は、

19年前にこの世を去った

お母さんの気持ちだと思ったから。



周りに気を使わせてしまうのは

申し訳ないから。

なんて声をかけていいのか困らせてしまっては

申し訳ないから。

そんな気持ちが強くて

なるべくなるべくお母さんのことは

口に出すことなく過ごそうとしてきました。



私は大反抗期の時に母の最期を迎えることに

なってしまい、凄まじい後悔と申し訳なさに

悔やんでも悔やんでも悔やみきれない

消えることのない苦しみがあります。



当時のあまりの自分のバカさ加減を

誰にも言えずただただ一人で

苦しみ泣きをしてきました。



やっとの思いで一時退院できたお母さんを

家で待っててあげるどころか

夜遊びして帰って来て

待ちきれなかったお母さんが駅まで

弱った体で機械を胸から下げて息するのも

やっとなのに、よいしょよいしょと階段を

登ってきておかえりと言われた姿を思い出すと

バカ娘すぎて恥ずかしくて死にたくなります。



子供達に何にもしてあげられないから

せめて朝食くらいとサンドイッチを作ったら

手が冷えて体調が崩れ

そのまま病院に運ばれてしまったと

眼が覚めると既にお母さんの姿はなく

遅く起きてきたバカな兄弟三人で食べたこと。



他にも書けないような

情けないエピソードだらけ。。。



お母さんに何にもしてあげられなかった

むしろ最低なことしかなかった自分なんて、

この世に悩々と生きてる資格なんてない。

生きてることすら申し訳なくて。



お母さんがいなくなってから三年位は

毎日毎日一人になると苦しみ泣きが

止まりませんでした。



恥ずかしいけどこれを書こうと思ったのは

身近にどんどん親を亡くす人が増えてきて

同じようにすごく苦しんでいる人がいるから。



私がお母さんのことを書くことは

お母さんが生きてた証でもあると思うから。



人生最大のストレス3つを知っていますか?

精神内科の先生に問われました。

①両親の死

②離婚

③結婚式

だそう。

(結婚式前にこれを言われたので

この先生なんて空気読めないんだと

思いましたが(・・;))



人生最大の一番のストレスと聞いて

ある意味納得。

今でも続く苦しみ泣きは

大小あれども人間の本能なのだと。

ただ、後悔が強過ぎると

こんなに苦しいものかと。



よく、故人を想い泣いて悲しんでいたら

天国にいる◯◯さんが悲しむよ

というセリフが多いけど

私はそうは思わなくて

もし自分が天国にいる立場だったら

大いに自分を思い出しては泣いてほしい。



後悔や無念さでお母さんを想い

苦しみ泣くことは、ずっとずっとお母さんの

ことを忘れないという証。

生きてる限りお母さんを想い苦しみ泣くこと

こそが、私がお母さんにできるせめてもの

償い?供養?だと思って

本能のままに苦しみ泣き続けます。

苦しみ泣き続ける自分を責めるという

ことからだけは解放してあげようと思います。



麻央さんのブログは、子供達の未来への

手紙になると思う。

麻央さんが反抗期の娘に手を焼いたら

闘病生活中のブログは何よりの

反抗期に効く特効薬!



素晴らしい力強い母

麻央さんが1日も早く元気になりますように。



さとみ