【扉】
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
何もない その場所に 不釣合いな 扉・・・・
漆黒の大きな扉・・・
これを開くと 地獄へでも続いているかのような・・・
扉を回り込み 反対側を見てみる。
・・・・が やはり そびえたっているだけで
そこにあるのは 観音開きの扉・・・
頑丈で重そうな・・・
近づいて見てみると、扉の中央に大きな 円形の飾りがついている。
その飾りには 対の白い蛇が 絡み合い、頭をつき合わせている。
もう1度 はじめの位置に戻り 確認してみる。
やっぱり ある。 円形の飾り・・・
両方の扉を渡り、中央に白蛇の彫刻が施された飾り
扉を封印するかのように、対の白蛇が、頭をつき合わせている。
そっと 飾りに触れてみる。
・・・と その白い蛇が 波を描くよぉに 光った。
指の通った道を なでるかのように・・・
(ここを 開けると・・・最後の審判でも 待っているのだろぉか。
ふと・・・そんなことが頭をよぎる。
静寂の中で、なぜか 『最後の審判』・・・と
しかし、ここには 何もない。 扉のほかには 何もない。
どこまでも続く 『無』の空間・・・
進むためには、 行かなくては・・・
(何かがあるかもしれない。
不思議なことに、恐怖はない。
感情をどこかに 忘れてきたような・・・寂しさも・・・
ただ・・・何かが 待っていてくれているような、何かに呼ばれているような
そんな気がして、全身の力を、両手に込め
扉を押した。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆