ネイティブアメリカンの一万年の旅路〜既成概念はご先祖様が簡単に破ってくれる
Seven days book cover challenge-day1友達から回って来ました。読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、七日間、一日一冊ずつ好きな本の表紙をアップする、と言うものらしいです。一冊アップする毎に一人の友達にチャレンジのバトンを回していく、本の内容については書かない、オファーをスルーしてもOK、というルールがあるそうです。そしてどうやらこのルールには従ってもいいし従わなくても良いようです。他の方のを見てもほとんどの人が従っていないので安心です。笑しかし、誰が考えたのかしら?! 「読書文化の普及に貢献するため」って、ほんまかいな?!と謎もいろいろありますが、読書する人が増えるのは望むところだし、楽しそうなのでやってみます。うちのおばあちゃんが最初に嫁いだ家は膨大な量の本の所蔵があり、その本たちをきちんと扱える人でなければならないというのが子孫の結婚相手を探すときの条件だったそうです。そんな遺伝的ご縁もあってか、私も大変本が好きで、七冊では足りないくらい紹介したい本はたくさんあります。なので、このチャレンジが終わった後も時々紹介しようと思いました。とはいえ、なるべく物を減らそうと思って、引っ越しの時に本もLPもCDも相当数手放してしまったので、あまり手元にないっちゃないです。 当時急いでいたので、好きなものや大事なものも売ってしまって、だいぶ後悔したなぁー😭海外で購入して今では手に入らないようなものも売ってしまいました。二束三文でしか買ってくれなかったよディスクユニオン😂そんな中からですが、1冊目は、『一万年の旅路』〜ネイティヴ・アメリカンの口承史〜著者 ポーラ・アンダーウッド(イロコイ族の系譜をひく女性が未来の世代へ贈る 一万年間語り継がれたモンゴロイドの大いなる旅路 )この分厚い本を書店で見つけたときには、あまりに驚いて、しばし動けませんでした。だって、一万年間ですよ?!一万年もの間、その間にその民族に起こったことを、その民族が体験してきた歴史を、現代まで伝えてきている人たちがいたんです。しかも書物ではなく口伝えで!そりゃあ驚きますよ。買ったはいいものの、最初は意味がわかりませんでした😅理解するまでだいぶ時間がかかりました。今はネイティブ・アメリカンと言われる人たちは、実は一万年前にはアジア大陸に住んでいた人たちで、命がけでベーリング海峡を渡ってアメリカ大陸に移住したそうです。しかも歩いてです!(当時はまだ陸続きでした)その一万年の間に起きたことを口伝えで今に伝えているのです。 過酷なべーリング海峡を渡るときの、知恵と機知に富んだ彼らの忍耐強い前進は、現代人の想像を絶するほどの勇敢さで行われます。なぜ口伝えだったかと言うと、書物になると広まりますから、彼らのことをよく思わないような人たちに内容を変えられてしまったり、真実が外に出ないように口封じのために迫害されてしまったりするからでしょう。まず、候補者は四歳位になると、現在の大人の伝承者から、内容を引き継いで覚えるために、訓練が始まります。一万年もの長い長い物語をどうして記憶することができるのか不思議でしたが、独特の方法を使っていました。一万年間の民族の歴史を四種類の話し方で覚えるのです。同じ内容を四種類の角度から違う言葉を使った表現で語ってみせ、その子が本当に覚えたかどうか試すために何度も何度も語らせるのです。これは子供には大変なことだと思いますが、このことで記憶を確かなものにしていきます。と、たしかこんな感じでした。読んだのがだいぶ前なので間違っていたらすみません🙏✨私は、この驚くべき口承伝承の技術の存在と、さらに驚くべきこの話の内容を知ることで、自分たちのご先祖様がどう生きたか、何を大切にしていたかと言う貴重な肉声のようなものを受け取った気持ちになり、現代社会に生きる私たちが知っている事、できる事はほんのわずかなのだと知りました。だから、もっと大きな視野を持つために、もっともっと真実を知り勉強していかなければいけないと思いました。それと、この著者が命がけで渡してくれた人間の持てる叡智をとにかく次世代へ知らせることが大切だと思いました。一万年間、大切に秘密に守ってきたものを、なぜ今、活字にすることに踏み切ったのかと言うと、 この遺産を継承し、それを次世代に引き継ぐ責任を自ら負い、ネイティブ・アメリカンの知恵を人類共通の財産とするために、だそうです。大変貴重で、重要な宝物を私たちに贈ってくださりありがとうございます。ポーラさんとそのすべてのご先祖様たちに感謝です。ポーラさんの意思を継ぎ、この話を有効活用して、次世代へとつないでいきましょう。The Walking People: A Native American Oral HistoryAuthor Paula UnderwoodThis story has its beginnings on a day long ago when Earth rolled and heaved, and rocks fell like rain.Thus began what some today would call a “migration” of The Walking People. Leaderless and bereft of the shared knowledge of tradition, they set off on their journey. Their story is the story of how one particular group of human beings was able to start anew - to learn through difficulty and changing circumstance to prosper as a Whole People. This story of survival through sweeping change has important messages for all those who value learning today.Paula Underwood (1932-2000) was the fifth generation of her family to hold responsibility for this ancient tradition. Paula said, "It is the history of my ancestors, who - in a direct line down uncounted generations - never forgot to remember." Her instructions were to record all she had learned in English to be given as a gift to all Earth's Children.©1993 A Tribe of Two Press (P)1993 A Tribe of Two Press