こんにちは花

さっそく教えていただいたホウ酸団子を置いてみましたsatomiですちゅー









アメブロで、脳脊髄液減少症の記事を見ました。





私はこの難病を発症していたお友達の事を思い出しました。






親友でした。







クラスは一度も一緒になった事はなかったけれど、高校時代からのお友達。




高校を卒業してからも私は実家に住んでいたのですが、そこから1時間半ほど離れた所にある市に遊びに行った時、久しぶりに偶然その子と会い、




なぜかその子のアパートに転がり込んで少しの間一緒に暮らしました。





若かった私はほんとに常識知らずで自由奔放で、迷惑をかけっぱなしだったと思います真顔





彼女の紹介で、元夫と出会い交際をしていましたが、その交際がきっかけで一度彼女と疎遠になりました。






彼女がお祭りに行った時、元夫の浮気現場を発見したり色々あって、元夫の私への態度に納得できず、別れない私を許せなかったのです。





それから元夫と離婚するまで連絡を取ることはありませんでした。約6〜7年間くらい。






私はというと、親友だった彼女と会わなくなってもたまに思い出していました。





やっと離婚できた時、あの頃元夫といることを選んだ自分に後悔もあり。


「私が紹介してしまったんだけど、その人でいいの?!」

私の事を想ってそう言ってくれた彼女への罪悪感もずっとあり。






連絡先はもう知らなかったから


彼女の実家に電話しました。手紙だったかな?






何を伝えたかは覚えていない。でも、謝りたかった記憶がある。

ごめんね。って。離婚したよって。

伝えたんじゃないかな。






その後また頻繁に会うようになって、





連絡を取らない期間の間に、彼女が若い頃の交通事故が原因で脳脊髄液減少症を発症したと知った。





その頃秋田では、脳脊髄液減少症を治療できる医師がいなくて、毎月のように東京の有名な先生に診てもらっていた。






体が辛そうで、頭痛も頻繁だったし、体液に近い水分をたくさん摂った方がいいってことでスポーツドリンクを飲んでた。

それが原因か薬の影響かわからないけれど、華奢だった彼女の体はむくんで体重もだいぶ増えたようだった。






毎日頭痛があるからなのか
病気の影響なのか
精神的にも変わったように感じた。
パニック障害があり心療内科にも通っていた。






2日、3日に一回、私の家へ遊びに来て、会話の9割が愚痴を言って帰る。連日の時もある。




親友が何人もいる彼女だったけれど、その親友たちの文句を言う。



毎日電話で長時間、愚痴、文句、批判。





それがほぼ毎日ずっと続いた。





私は、正直、疲れてきてた。





依存されてると感じた。






彼女の依存先はたくさんあるけど、私への比重が多い気がした。






私は愚痴のゴミ箱にされているとも感じて、
なんとも言えない気持ちになった。





だって病気のせいだってわかってるから。





綺麗好きだった彼女夫婦の部屋はゴミ屋敷のようになった。

脳の働きのせいなのか、病気で精神的にも弱っていて、自分でも汚いとわかっていても片付けられない。






昔の彼女は、人の文句は言わなかった。
いい部分を大切にできる人だった。





病気のせいだって、わかっているから
「その子と親友なんでしょ?いいところあるでしょ?そんなふうに言わなくていいんじゃない?そんなに嫌なら連絡取るのやめなよ」




私はこれを伝えるのが精一杯だった。





彼女が病気と闘っていて辛い中にいることがわかっていたから、強く言えなかった。





愚痴を言わないで、私を感情のゴミ箱として扱わないでって。言おうと思わなかったな。






受け流してた。聞かないように、心にたまらないように。





ムーディ勝山さんは良い歌を歌ったと思う。





私も右から左に受け流した。






彼女が楽になるなら、聞いてあげたい気持ちもあったから対応していたけど



それでもやっぱり、限界はある。
忙しいからと電話に出なかったり…。




だって毎日嫌な気持ちを聞いて嫌な気持ちになりたくないもん。





ある日、うちに来ていたか電話だったか忘れたけど、何かの話で




「私は自分に必要がないと判断した話は聞き流す」



と彼女に言った。

彼女に対してのつもりではなくて、他の話題への言葉だったと思う。


私は人から受け取りたくないアドバイスをされても、感謝して受け取らないってスタンスだって事を言ったつもりだった。




まぁちょっと彼女に対して言ったとこもあったかも






彼女は、自分は全部受け止めると。
人がそう言ってくれるのだから、自分が悪いとこがあったのかと反省して変わると。





彼女はなぜか怒った。





彼女の言った事を私に流されたと思ったのかもしれない。

彼女と同じように、受け取らない人は性格が悪いと思ったのかもしれない。

彼女的には、自分がアドバイスしてあげてるのに受け流されるのか!と感じたのかもしれない。






わからないけど、そこから彼女の心の扉は閉まり、絶縁した。された?か。






一度離れて冷静になれた私は、あれからも時々親友だった彼女の事を想う。





元気で幸せならいいなと心から思ってる。





今ならあの時の彼女になんて言うだろう。






病気だろうがなんだろうが気を遣いすぎることはなかった気がする。親友だったのだから。






あのね、あなた毎日愚痴しか言ってないの気付いてる?







この一言があれば彼女も楽だったかも。




だって愚痴や不平不満は、言ってる本人が一番自分を攻撃してるんだもんね。





辛かったと思う。





私も自分の気持ちが精一杯で、彼女が本当は何を望んでいるのか、心に触れたいと思ってあげられなかったから。




私も心を開いてなかった。




勇気を出して自分の気持ちを伝える事は相手にとっても必要なことだったりするんだね。




人のご縁は必要な事を学び終わると離れるとか聞くけど、そうだったのかな。





今も彼女には感謝している。


親友でいてくれて楽しかったよ、ありがとうって思ってる。





今のあなたが幸せであるよう祈るよ。


自分で自分を満たしてあげられているといいなキラキラ







ご訪問ありがとうございますピンクハート
みなさま親友との時間を楽しめますように流れ星