☆田中里美の‥自分を大切にする心理学
「本物の自己肯定感とは‥」
あちこちで目にする「自己肯定感」という言葉。
皆さんは、本当の意味をご存知ですか?
育児コラムなどで、よく見かけるのは、こんな内容です。
↓
「自己肯定感の高い子どもを育てるには‥ 自信をつけられるよう、小さなことでも褒めてあげよう。
その子の得意を伸ばしてあげよう。」
大切なことだと共感します!
しかし心理職目線からだと‥ちょっと違うかな。
言葉が一人歩きしてしまっていることを感じます。
自信がある=自己肯定感がある‥ではありません。
自己肯定感とは、
自信がないのなら、自信のない自分のままでいい。
褒める必要なし、そもそも評価する必要なし、
出来たことがあれば「今日は〜出来たね。」
出来なかった日は「今日は〜出来なかったね。」
つまり、自分の「ありのまま」を、自分が認めている状態であり、出来ても出来なくても、どっちの自分でもいいと思える人が「自己肯定感が高い人」ということになります。
☆☆☆
皆さんはどうですか?
失敗した自分、自信のない自分、苦手な自分‥を、責めたりしている自分に気づいたら‥
深呼吸し「自分は自分の味方でいよう!」と、思い直してみませんか?
無理にポジティブに塗り替えるのとは違います!
あ〜‥失敗しちゃったね。
落ち込むね、元気でないね、前向きになれないね。
これが今の私だね‥それでいいよ!
ネガティブな気持ちの時は、そんな自分ごと受け入れてしまうのです。
これこそが、自分で自分を大切にしてあげることであり、自己肯定感を高めることに繋がります☆
これが出来たら‥悩みの殆どはかなり楽になりますよ。
難しいですか?
次回は、具体的なやり方「感情をあじわう」をご紹介します。
また覗いてくださいね☆
☆田中里美☆