トランスジェンダーが性別適合手術をして失う2つのもの | あるトランスジェンダーの人生

あるトランスジェンダーの人生

LGBTのトランスジェンダーのMtFです。一人の当事者として、性別適合手術の体験談を書き終えました。

これはMtF(男性から女性)向けの内容になります。

No.1当事者のレア度

 

見た目に綺麗でオペをしていない場合、人によってはかなりモテて大事にされます。

 

トランスジェンダーの間で割と耳にする話ですが、オペをしてしまうと性的魅力を無くし、パートナーと別れることになるのがしばしばです。レアな性的魅力があるから大事にされ、それが無くなると恋人を失う場合があります。

 

No.2容易な排泄

 

私もSRSを済ませて実感しましたが、小用が一時期困難になったり、公衆トイレを使うことが難しくなったりする場合があります。

 

男性器は排泄のことだけを考えると膀胱炎のリスクが低く、お尻を拭く時も神経質になる必要はありません。

 

SRSをすると、お尻を拭く時に必ず肛門の下から上に拭かないと、例え尿道に触れなかったとしても膀胱炎になる可能性が高まります。これは介護の時と同じです。

 

それと、公衆トイレは衛生面を考慮すると、一日のうち、そう何度も使えません。簡単に書くと、念入りにVIOを清潔に保ち、可能な限り綺麗なトイレを使わなくてはいけないということです。

 

次回は手術後のVIOのケアに必要なアイテムと、SRSをする前に出来たらやっておいた方が良いことについて書きます。

 

下記の商品はお風呂で必ず使っています。詳細は後日書きます。

 

こちらは手術直後に愛用していた商品になります。