こんばんは飛び出すハート

2018.11にがんの告知を受けて
そろそろ5年になります

この間の経験を
ブログに綴っていますが




今回は私の苦手な言葉について





「あなたにとっての

キャンサーギフトは

何でしたか?」







…と
インタビュアーに
嬉々として
尋ねられたことがあります






『キャンサーギフト』





様々な解釈がありますが
ざっくり言うと



「がんからの贈り物」




がんに罹患して
得たものがあるでしょ!
それは素晴らしいものでしょ!




らしいです







みなさんは
どう思いますか?






私はこの質問を受けた時




「私に二度と
その質問をしないで下さい」




とお返ししました

(その後、そのインタビュー番組では
この質問は削除されました)





人それぞれ感じ方が
違って良いと思うのですが



私個人の感じ方は
配慮に欠けた
言葉だと思いました




生死を分けた世界を
サバイブしてきた人は
特別で
素晴らしい経験をした人だと
思ってしまいがちですが



私たちも普通の人間で




生死を分けた闘いが
楽しかったわけが
ないのです





ましてやそこに
「ギフト🎁」なんて
あるわけがないのです





あるのは
ただただ



辛かった過去と

これからも
辛い治療を乗り越えて
それでも生きたい

現実




それだけです




「ギフト🎁」なんて
キラキラした言葉で
ひとくくりにして語れるものは
何一つなかったよ




がんになって得た知見はありますが
それはがんになってまで
得たかったものではない

仕方なく
経験して
得たものです



知らないで
生きられた方が

ずっとずっと
幸せだった




病気になってから
かけられた言葉で
ショックを受けたことは
他にもありますが

私にとってのワーストワンは
この言葉でした


みなさんもそれぞれ
いろんな想いを抱えて
生きているはず


頑張りましょう✊✨





ギフト🎁って言葉は
楽しいことや
嬉しいことに
使いたいよね〜!