「先生、ひろちゃんが悪口言われてる」




プロ野球の日本ハムファイターズを

大好きなあの子



朝、泣きそうな顔で

私のところにやってきた



日ハムの伊藤大海選手への

誹謗中傷のニュースは

思春期の心を

大きく傷つけていました



有名だから

目立つことをしているんだから

何を言っても良いと

思っている人が

まだいるのかという衝撃





実は私も

中傷のコメントで

アメブロを一度やめています





つらかったあの事は忘れたくて

誰にも話さなかったけど


この想いも

残しておきたいなと思い

書いてみます










初代のブログは

一般の闘病ジャンルで

ひっそりとはじめました




ありがたいことに

たくさんの方に読んでいただき

ランキングの上位におりました


それが良かったのか

悪かったのか

ブログの読者はどんどん増えていきました





私も書きたかったし

表現したいことがたくさんあった


私が闘病の渦中にいた時

辛くて鬱病になり

何も考えられなくなった時


私に勇気を与えてくれたのが

病気を乗り越えてきた

先人たちのブログでした




ああ

私もいつか乗り越えられる


この暗闇が

終わる日が来るんだと




ココロが照らされ

あの時の私の心の支えになっていました



私の乗り越えてきた記憶が

誰かの暗闇を照らしてほしいと


私も恩を返したいという想いを

ブログにのせて



1ヶ月半執筆を続けた

ある日











コメント欄に

私の人格と職業を中傷する

書き込みがありました



















折れた













たった1人が投じた

中傷という名の

鋭い言葉の矢は


私の心に深く突き刺さり

抜けませんでした








コメントを見るのが怖くなり

コメント欄を閉じました




ブログを開くのも怖くなり




私何のためにやってるんだろう

こんな思いをするために

はじめたんじゃなかったはずだ





もうやめよう







そして

書けなくなった私は

1ヶ月半毎日続けたブログを

ぱったりとやめました


更新を楽しみにしてくれていた

読者のみなさん

ごめんね

本当にごめん




しばらく罪悪感にも苛まれた






そんな記憶が

やっと薄れかけた頃


初代のブログを見てくださった

サイバーエージェントさんから


「オフィシャルブログを始めませんか」


と連絡をいただきました





結構、慎重に考えた







あのつらさは

多分

2度は味わえない




面談をして

初代をやめた理由をお話ししたところ




「誹謗中傷は断じて許しません

コメント管理は徹底します」




とのことだったので

リスタートを切ることを

決断したのでした



お陰様で

2代目のブログはじめて

1ヶ月半が経ちました




初代を読んでくれていた方が




「手術した後のことが心配で

ずっと気になっていました!」


とコメントをくれたのが


ほんとーに嬉しかった












しみた



また戻ってきてよかった








私は書くことで少しずつ

「あの時の暗闇」を

昇華できています



ブログにお付き合いいただき

本当にありがとうございます




………………………






私「ネットに悪口を書いちゃいけないって

みんな知ってることなのに

なんでそれをするんだと思う?」



👧「わかんない!

でも恥ずかしいと思う!!」



恥ずかしい大人にならないよう

私も気をつけねばと

背筋をピンと

伸ばした

朝の出来事でした