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「お見舞いに来たよ」
私「あぁ…うん…」
父と母がお見舞いに来ました
母「調子はどう?」
私「まぁまぁかな…
ベッドか車椅子で
ちょっと不便かな」
母「顔は元気そうでよかった」
父「…へっ」
娘のがんと緊急入院が重なったのに
気遣う言葉もない父
私「何しに来たん…」
母「まぁまぁ…」
思春期からずっと
うまくいってなかった
親子関係
病気になったら
心配してくれるかなと
何か変わると
淡い期待を抱いていた
20代の夜
家族と一緒にいるのが
しんどかった私は
何も告げず
荷物を持って
窓からそっと
実家を夜逃げした
なんかごめん
今になって
スマン
オカン
兄貴
私「頑張って治すよ」
母「うん」
父「……へっ」
🧑⚕️「あ、こんにちはー」
そこへ空気を読まず主治医が登場!
て、天の助け!!
私「父と母です」
🧑⚕️「病状説明しましょうか?」
父「へっ!
帰るぞ!」
私「…………
…………
…………
…………は????」
ドスドスドスドス
バタン!!
私「…………?…………は?」
ち、
中二病なの?
本当に帰っちゃった
母「また来るね!」
パタン…
病に立ち向かう
家族ってこう…
お互い励まし合う
的な…
私「今は1人にしてもらえます?」
🧑⚕️「そうですね…」
パタン…
病気で家族が支え合うのは
ドラマの中だけの話なんだなぁ
実際は、
もっと
ずっと
シビア