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34歳、寝たきり
当時の私にできることといえば
循環器内科の主治医を捕まえて
毎日同じ質問を繰り返すだけでした
私「先生!おはようございます!!」
🧑⚕️「おはようございます!
元気そうですね!!」
私「そう、私元気なんです!
シャンプーを買いたいのでファミマに」
🧑⚕️「ダメです✨」
急性心不全になった私の心電図は
24時間モニターで管理され
受信機が離れるところに
行くことはできませんでした。
私「明日は是非…」
心臓の働きが弱くなっていたので
歩くこともできず
ベッドから離れることができるのは
車椅子でトイレに行く時だけでした
もしかして、重病人なの?
先週まで走り回ってたのに
トイレに行く時は
ナースコール
看護助手さんにお手伝いしてもらい
トイレへ向かう途中…
ピーーーーーーー
この音、ドラマで聞いたことがある…
隣の病室で、ベッドを取り囲む先生方
私「え、これって、まさか」
👩⚕️「さっきまで元気だった人が
急変することも
循環器内科の病棟では
よくあることなんです」
ドキドキしながら
その場を後にしました。
私、呑気に考えていたけど
ここに入院していることが
どういうことなのか
よく考えないと…
翌日
そのベッドは
なくなっていました。