昨日、バタバタと写真撮影をしておりました。


7月に大阪美術クラブの現代作家新作展に出展させていただきます。

ちょうど高島屋の個展の真っ最中なので作品だけ行くことになり、甚だ残念ではあります。


SNS用の写真やキャプのコメを書いておりましたら、あっという間に時間が。


写真、ほんとにムズイ。

角度とか質感をあらわすのは素人には大変です。


その後、サークルさんへ。


行くなり「先生、大変なことが」とワラワラしている。


窯でも壊れたかと思ったら、「みんな曲がっています」と。


見たら、そりゃそうだわ、変形するように窯詰してあるわよね。


窯には罪はないわ。


一人の方が釉薬がたれないようにツクを横にしてその上にタタラを乗せ始めたそうです。


右へ並えしたんだって。


全く粘土様のことがわかっていないから起こった失敗ですわね。


粘土様のことは口が酸っぱくなるぐらい言っておりますが、意味はわかっても

、落とし込めていなかったというよい例ですわね。


教えているとびっくりするようなことが起こります。

今までちゃんとできていたんだから大丈夫だろうとかない、陶芸ワークショップなどでも、順調だからと思ってちょっと目を離していたらグズグスになって、私が修復するはめになるとか。(笑)


まあね、失敗もまた楽しやと思うしかありませんし、みんな失敗します。

私も失敗したし、今でも失敗していますから。


教えるほうは、仕事なのでなるべく失敗しないようにといろいろ手を出しますが、案外、失敗しないと身につかないのかもしれませんね。


バレエでも、とんでもないことをしていますもの。

先生もびっくりだわよ。よく笑っていらっしゃるわ。怒られないだけ、先生の人間ができているか、あきらめられているか。


両方でしょう。


先日のレッスンのこと。

パッセの動足、足の甲は伸ばしているのにその指が折り曲がっている人がいました。


どうやったらそうなるんだい?

かえってムズイ。その場にいる誰もがそう思ったに違いない。


その方「何でもできるんです」と。(全く悪気がないキャラです)

先生、皆さん、爆笑しておりましたわ。


私も、昔プロバレリーナだった人に「そうするほうが難しいんだけど」と言われたことがあります。


先日もバレエダンサーさんから、右足出したら左足出さないと転びますよと。(笑)


さあ、きょうは午後から陶芸ワークショップです。何事も起こりませんように。