ロボット制作、憂鬱な手に着手。
ここまでくると、あとは大分楽。
何度つくってもすぐ忘れるので、ああだ、こうだと考えながらつくるのは、パズルを解いているような感じに違い。
バレエ も、自分の体をどう使うかという意味ではパズル的なところがある。
舞台で踊るための技術を習得するのは、普段のお稽古で。
陶芸は個数をつくるしかない。
また、舞台で踊ったり、作品を完成させるには表現力が不可欠となる。
定年退職して陶芸を始めたおじさま。
もう15年ほど自己流でやっていらっしゃいます。
僕はきれいな作品ではなく、人間が持っている汚ないものとか心のありようをつくりたい。
とおっしゃる。
おお、コンテンポラリーだわね。
作品を見せてくださった。
たしかに、汚ない、作品が。
しかし、心の汚さは伝わらない。
困った。
コメントを求めている目である。
①アドバイスして、新たな道に向かってもらう。
②アドバイスして、気分を害される。
③アドバイスしても、聞いちゃいないから何も変わらない。
④必死でいいところを見つけて、そこに目を向けてもらう。
コメントを求められるほうもつらいのである。
バレエ でも見かける。
バレリーナのように踊っている、気持ちだけ。
そういう人は見ないようにしないと、つい笑ってしまって、にらまれることになる。
しかし、バレエの技術を身につけるのは並大抵ではない、とくにおばさんは。
私も、先生が一生懸命教えてくださるので、なるべくならそのようにやりたいものだと思い、死にものぐるいで頑張る。
先日、先生が「これ以上やると皆さんが死んでしまうので、これぐらいにしておきましょう」とおっしゃった。
先生、おばさんの死にものぐるいの根性に恐れをなしたらしい。
ほんとに、死なれたら困る。
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