梅雨があけたようですね❣️


昨日の作品を出しっぱなしだったので、朝一で工房におりる。


私のうさぎたちの横に、夫の高盃が窯出しされていました。





高島屋のお客様からオーダーされたものです。


途中ですけど、とてもきれいです。


私は夫の作陶をずっと見ているのですが、ここのところ完成度が上がったきています。(上から目線)


ググッと上手くなるときってあるのですね。


よく階段状に成長すると言われますが、ほんとうにそう、人のことはよくわかります。


しかし、私のバレエは、23年かけて、ものすごくゆるやかなる上昇線にしかならない。


まあ、それでも成長いたしました。


最初はちっとも楽しくなかった。

何もできないし、何をやればいいかもさっぱりわからなかった。


今は、とにもかくにも楽しめるぐらいの力はつきました。

先生が何を言わんとしているのか理解することもできます。(笑)


だから、今は超楽しい。

これこそ、つまらないところを我慢したご褒美だと思っています。


陶芸的には成長している夫ですが、体力的には下降のお年ごろです。


先日、漢方薬を求めてきました。


私の両親がお世話になり、私も若いころからお付き合いのある漢方調剤薬局。


私が20代だったころ、私と同じ年の男性が入社されました。気軽に「Kさん」とお呼びして親しくしていました。


それからちょっと月日がたち、Kさんは漢方相談をされるようになって、「K先生」と呼ばれるように。

そして、男性の新人さんも入ってきました。


またまたしばらくしたら、K先生は薬局長にご出世されておりました。

新人さんも漢方相談ができるぐらいに成長。


そして、先日伺って久しぶりにお目にかかって雑談をしたら、K薬局長は、めでたく定年を迎え、昔の新人さんが薬局長となっておりました。


K先生と「時の流れるのは速いですね〜」としみじみしました。


そうよ、私と同い年だから、還暦過ぎたんだから、定年のはずです。

だけど、あの新人Kさんが定年とは。亡き父母が聞いたらさぞかしびっくりすることでしょう。


定年後、再雇用で変わらずお元気に働いておりますが、なんとなく肩が落ちているように感じました。


やはり、50代のときのような現役バリバリ感ではない。


人のことはよくわかるけど、自分のことはわからないものです。(笑)


年には逆らえないし、やがてあちらに行くことは確実です。

そう思うと何でもない毎日がキラキラします。


きょうの青空、真っ白な雲を見て思いました。












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