今回のうさぎはスリムだよ。(願望)
昨日もらった「陶遊」、今回の読みどころは、評論家の講評にかなりのページを割いているところかもしれない。
作品を見れば、好きとか嫌いとか、きれいとか気持ちが悪いとさ、それぞれが感じることだと思う。
評論家のお仕事は、そのみんなが感じる好みの違いが何を意味するのかということを考えることができて、それを言葉で表現するわけである。
つくっているほうは、案外気がつかずにつくっていることが多いような気がする。
評論家は、見て、それを考えて、言葉にすることができるわけだから、頭脳明晰である。その文章は難解になることがあるので、何を言っているかわからなくなることがあるかもしれない。
それでも我慢して何回か読んでいると何となくわかってくる。
そういうことが理解できるようになると、鑑賞する楽しみもまた増えるかも知れない。
難解といえば、若い頃読んだ小林秀雄はさっぱりわからなかった。年をとったら読めるかと思って読んでみたけど、やっぱりわからなかった。
急にLINE電話が入った。
もう来年の展示の話。
陶歴と作品の資料をくださいとのこと。
コロナでも世の中は刻々と動いているのだなあ。

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