【現在】43歳なりたて・初めての採卵期間中
去年のことを遡って記録です
赤ちゃんが見えないねぇ
と言われてから次の検診までの1週間、ものすごく長かったです
関節が痛い、白米に魅力を感じない(食べても美味しくない)、、などは変わらずあったので、
もしかしたら育ってないかも、という実感がわかず。
旦那さんは妊娠が分かってから、
毎日駅までお迎えに来てくれ、重い荷物を持ってくれました
がっかりさせたくないなぁ
という気持ちで
いざ臨んだ8週目にあたる健診。
やはり、胎嚢は空っぽでした。
大きさだけはそこそこ大きくなってたけど、
更に形は楕円形で、一方が細くなっていってました。
先生から、
残念だけど育ってない
と言われて、とても気を遣って話してくれました。
稽留流産
でした。
ただ、私はどこかで覚悟もしてたのと、
やはり実感がわかず、淡々と「はい」と話を聞いてました。
自然排出を待つか、他院で流産手術をするか聞かれましたが、自然排出だと結構痛いから手術をお勧めすると言われて、
「手術」というワードにびびってしまいましたが、紹介状を書いてもらうことにしました。
選んだのは、前に健診などで通ったこともある
新宿レディースクリニック
大きな病院だし、「完全無痛」を掲げていたので決めました。
旦那さんにまず報告。
今すぐ迎えに行きたい、と言われました。
親にも報告して、
残念だったね、しょうがないね
という感じで、親もなんと声をかけたらいいか分からないだろうなと思いました。
職場の人にも報告したら、
私以上に大きな反応で、
後輩の子は泣いてしまいました
友達にも残念な結果を報告したらすごく慰めてくれたのですが、、
当の本人である私は
泣くこともなく、思ったより冷静でした。
なぜか?私は妊娠した覚悟がなかったのか?
人として気持ちが欠陥してるのか??
色々考えてしまいました。
もちろん悲しいし残念なんですが、
それよりも、
42歳ですぐに自然妊娠できた驚きの方が大きかったからだと思います。
あとは、「赤ちゃんが見えない」と初めて言われてから色々と検索魔になり、
初期の流産は珍しくない、と知り、
確かに友達でも
「かなり初期で流産しちゃって。でも思ったより平気だから心配しないでね」と言ってた友達が昔いたなぁなど思い出していました。
実際、私の母親も私を産む前に一度流産をしています。(昔祖母から聞いただけで、母本人にはなんとなく聞けなくて詳しくは分からないけど)
また、赤ちゃんの姿になる前、心拍確認前だったので、もしかしたらそこまで「流産」の実感もなかったのかもしれません。
私よりも周りの人たちのほうが悲しんだり心配したりしてくれて、
しかもすごく喜んでくれたのに残念な結果になり、逆に申し訳なくなりました
そして、早いほうがいいと思い、
すぐに新宿レディースクリニックの診察に行き、3日後には手術となりました。
麻酔の点滴を刺す痛みすら無くす
ということで、事前に麻酔テープをもらい、
朝貼ってからクリニックへ。
朝かなり早い時間を指定されたので、
おそらくその時間にいたみなさん、それ系の手術の患者さんなのかな?
結構人がいたので、こんなに流産されてる方がいるのね、と勝手にしんみりなってしまいました。(みんながそうではなく違うかもですが!)
静脈麻酔?も初めてで結構怖かったですが
手術室に呼ばれて、スピーディーに
はい、台に乗ってくださいー
足を広げてくださいー
麻酔の点滴しますー(麻酔テープすごい!全く痛くなかったです)
と言われて
点滴注射全然痛くない!と思ったら意識が飛ぶ。
目覚めたら病室のベッドの上でした
どのくらい時間が経ったのか分からないですが、
まだ視界がフラフラして顔の向き替えるのがやっとで、なんとなく気持ち悪い。
気持ち悪いから寝よう、とまた目を閉じました。
しばらくして、
なんとなく、病室エリアから帰宅する患者さんが廊下を歩いている音が聞こえるな、と思っていたら、
看護師さんが入ってきて、
歩行チェックをされました。
気持ち悪さはほぼなくなっていましたが、
フラフラして手すりがないとまともに歩けない
私は麻酔の効きが良かったみたいで
もう少し休んでから帰ってください、となりました。
お水とちょっとしたお菓子を渡され、
飲んで食べてくださいね、
と言われました。その方が麻酔から覚めやすいと。
そしてまたしばらく横になってから、
帰宅しました。
本当に、意識がないところで終り、全く痛くなかったです。
帰りには、ご飯が美味しく食べられそうな気がして、生物も我慢してた反動で
大好きなお寿司屋さんに寄って帰った程です
流産手術をしたことで、体調も良くなり、モヤモヤした気持ちも取れて、
自然妊娠できたから、またできる可能性あるってことだ、と思い、気持ちは前向きでした。
きっとまた赤ちゃんはきてくれる、と信じることにしました。