あべこ 「とにかく離婚。一緒にいるのも苦痛。」

 

さとまる 「小さい子どもがいるのに、父親としての責任はないの!?女に走るなんて最低!!」

 

 

 

 

毎日、話が平行線で心身ともに疲弊して、ごはんものどを通らなくなりました。

 

そして、私が諦めました。

 

もう、この人とは話し合いができない。

私がさとこちゃんを一人で育てていくしかない。

そうすれば、義実家とのしがらみも無くなる。二人だけの生活の方が食事や洗濯など楽になるんじゃないかと、メリットも感じ始めました。

 

 

 

そう思うと、自然に気持ちが楽になったんです。

その時はあべこに対しては憎しみだけでしたから、好き合って結婚したはずなのに、結婚式もあげてみんなに報告したのに、悲しいし悔しいけれど、そうするしかない。メリットだってある。

このままけんかだらけの環境でさとこちゃんを育てるよりも、穏やかな気持ちでさとこちゃんと二人で生活する方がよっぽど良い。仕事もある。贅沢はできないし、もし私立の大学に入れるとなると大変かもしれないけど、生活はできる!

 

 

 

そう考えて、早速さとこちゃんと二人で生活する賃貸アパートや、中古マンションを探し始めました。

保育園のことがあるので、すぐには引っ越しは難しいかもしれないけれど、新生活を考えると不安よりも視野がパーッと開けたような、そんな気分になりました。

 

 

気持ちが晴れやかになると、あべこに対する気持ちも、夫としてではなく一人の人間としてみる心の余裕が出てきました。

そうすると、ただ一方的に「離婚だ!」と言っているわけのわからないバカ男という印象から、あべこ自身も苦しんでいるのが分かるようになりました。

 

 

 

 

 

このままさよならなんだと思いながら一緒にいると、私はあべこが好きで結婚をしたので、残された時間が大切で優しく接するようになっていったと思います(自分で言いますが)。

その、あべこが言う好意を寄せている女の人とうまくいくといいね なんて話もしたと思います。嫌味じゃなく心を込めて。好きというよりも、情が大きかったと思いますが、やっぱりあべこには幸せになってほしいと思ったから。

 

 

そんな私の様子を見て、あべこはだんだん自分の思いを口にしてくれるようになりました。

私のどんなところが嫌だったか、どういうところが苦しかったか、私に言われたこんな言葉が傷ついたかを。

 

今まであべこは、私に対して「こういうところがだめだ」などマイナスな気持ちを言わない人でした。

私に対する不満を、ずーーーーーーーっと自分の心の中に溜め込んでしまっていて、今回の離婚問題で爆発したようでした。もちろん、こうなるきっかけに気になる女の影ももちろんあるわけですが・・・。他の女の人に興味が行ってしまった原因は当然私でした。

 

私も、この人とはもう離れる と思っているので、イライラもせず素直に話を聞くことができました。

私が悪かったなと思うこともあれば、それはその時に言ってくれよと思うこともありましたが、すべて「ごめんね、そんなの傷つけてたんだね」と謝りました。

(具体的に言うと、「私のこと好きじゃないんでしょ!離婚したほうがましじゃない!?」と離婚をちらつかせたところとか、自分の親(義母)のことを悪く言うところなどなど・・・。料理してくれても文句言うとか←ひどいw)

 

 

 

この時、自分の態度や言動を反省しカウンセリングに通い始めます。

カウンセリングで自分の思ったことを大泣きして話すことで、自分のメンタルを保っていたような気がします。気を遣わず誰かに聞いてもらえるって大事。

20代前半くらいまでは、友人にでも相談できていたのですが、大人になるとそれぞれ家庭を持ったり解消したり・・・、出産したり不妊治療したり・・・、いろんな事情があって気にしぃの私は相手の反応を見ながら話すようになり、そんな自分にも疲れ相談欲が消えていき、年々友人への相談が出来なくなってきました。そもそも友達少なすぎなんですけどね。

 

 

 

そのカウンセリングで気づくことができたのは、私があべこに依存しすぎていたこと。

相手も自分と同じという錯覚を起こして他者分離ができなくなっている状態でした。

そのため、自分の意見と違ったり、想定外の行動をされた時に脳内パニックで反発してしまっていました。

 

夫婦だし家族だけど、私ではない。だから、考えは同じではないし、行動や好みも同じではない。

 

もし、あべこが、日々の生活の中で、あまりに理不尽なことを言われた時に、反発して、私が反省するという流れが出来てたら、違ったかもしれません。ただ、その時は反発をすることすらも諦めているあべこがいました。そうさせたのは、紛れもなく私自身でした。