来てくださりありがとうございます
普段、中医整体で活動している
さとまりです
ここではプライベートの話を
備忘録として書かせて頂いてます
よかったらこちらも覗いてみてくださいね





父が亡くなりました



94歳の大往生



外出した母の

帰りを待つかのように

いつものように

ソファに腰掛け

手を前で組んだ姿で

眠るように

逝きました




母が帰宅した時は

まだ呼吸があった

というから



きっと外出した母を

驚かしてはいけない

と母の帰りを

待ってたんだと思います



正直私にとって

あまり自慢の父では

なかった



家族のために

旅行するとかもなく

仕事もちょくちょく

休んだり昼間から

お酒をのんだりして



たまに参観日に

来ては

しかめ面で

こちらを見ている父のことが

嫌いだった



でも最近では

母とともに

静かに過ごし

文句の絶えない母の

いう事はいちいち聞いていた



そんな父をみて

『よく我慢してるな』と

思っていた矢先だった



父は寡黙で

不器用でお上手がいえない人

だったけど

ちゃんと家族のこと

母の事を考えてくれて

いたんだなと思う



最後まで自分のことは

自分でして

たまに排泄の失敗があっても

私がすすめる

紙パンツを最後まで拒否し、

そして自分で片付けしていた



私が自分の家族を、

そして仕事を思うように

続けていくことができたのも



そんな父の頑固さの

せいかもしれません




元気な時からそう

思っていたけど



本当に感謝しかない




お父さんありがとう

そして

お疲れ様です