今日はあんまり競馬の話題がないので、昔の思い出でも。
私はこう見えても、昔はライダーでした。っていっても、見えないよね…(^_^;)
バイクの後ろにテントを載せて、キャンプ場を巡りながら北海道をくまなく走ったものです。
とある年、フェリーで釧路に渡り、道東から道北、そして札幌まで一週間以上かけて走りました。
宿泊は主にキャンプ場。まれにライダーハウスっていうところで、とにかく孤独な旅です。まっ、それなりにライダー同士はすぐ仲良くなれるんだけどね。
でも、一人でずっと行動していると、人恋しくなるもんですよね。札幌に来たときは、人が多くて嬉しくなったものです。
そして一軒の酒場へ。居酒屋っていうより、酒場っていう言葉が似合う店でした。確か名前は「根惚気」って書いて「ねぼけ」だったと思います。西3南4あたりだったと思いますが、今はもうありません。
ひとりぶらりと店に入りました。カウンターに座り、ママさんにお酌されながらビールを飲んで、遠い北の大地で一人ぼっちを感じていたのです。
その時、店に流れる音楽が変わりました。森昌子の歌が流れてきたのです。
私は演歌は別に嫌いっていうことはないけれど、そんなに聞くことはなかったです。でも、ひとりぼっちの心の中に、森昌子の“越冬つばめ”が流れてきた時、おもわず涙が滲んできました。
何か、自分の心に染みてきたんですよね。今の自分の気持ちと、この歌がシンクロして、この時ですね、演歌っていいもんだなぁ…って思いました。
あれから随分月日が過ぎました。今も演歌はそんなに好きじゃないです。やっぱりフォーク世代ですからね。
でも、森昌子の歌が、特にこの歌が流れてくると、あの時の気持ちが、一人ぼっちの寂しさが、そして歌が心を癒してくれたあの時のことが、昨日のことのようによみがえるのです。
ずっーと昔の話ですけどね。