うちの次女は、最近「こわい話」を聞くのがマイブーム。

ママに「こわい話してぇ~」とせがみまくる。

すると、ママは小話を適当に即興で話し始めます。

ママの、創作こわい小話の中で、もっとも反響が大きかった(?)話。



遠いところにある、とある街の話。

ナックルクーは、いつも自転車に乗ってその街の一番長い坂道を、ものすごいスピードで下ります。オートバイも車もぶち抜いていくので、その街の有名人です。

朝と昼と夕方と、ナックルクーは一日三回は必ずその坂を自転車に乗ってものすごいスピードで駆け下ります。その他の時間にも、ナックルクーがものすごい勢いで坂を下るのを観た人が沢山います。

噂を聞いたバイク乗りも、スポーツカーが自慢の若者も、挑戦しますがいつもぶち抜かれてしまいます。

とにかく、ナックルクーはいつも、その坂道をとおるどんなものよりも速く坂道をくだります。

でも、いつも坂をくだるのは見れるのですが、


誰一人として、坂を登っているナックルクーを見た人はいないのです。坂道の途中で、坂の反対側の道で、その坂の頂上へ通じるあらゆる道の途中で日がな一日見ていても、坂の頂上へ登るナックルクーを見る事はできないのです。


3秒後


子供達は恐怖のどん底に。

ぱにぽんは笑いのケイレン。


※ ナックルクーという名前に特に意味はないそうです