ミッドランドスクエアシネマにて鑑賞。

フランスのアニメ映画。ラフスケッチのようなキャラクターに、それぞれ色がついている、独特の絵。集合住宅に住むシングルマザー親子。亡き父が作ってくれたチキン料理をめぐってのドタバタ劇。魅力的な絵や歌に引き込まれた。キャラクターも多種多様で、とても面白い。木の上に様々な色の服が引っかかってたり、子供たちが中庭で多く集まってたりする場面は、カラフルな円が画面いっぱいに広がって、とても綺麗だった。中庭を囲むアパートという舞台は、トリュフォーの思春期を思わせる。高崎順子さんのコラム「生き生きと描かれる現代フランスのリアル」で、社会住宅とストライキの説明があり、こちらもとても面白かった。