イオンシネマ東員にて鑑賞。

舞台も登場人物も日本人ながら、ドイツのヴィムベンダースが監督したということで話題になった。THE TOKYO TOILETのプロモとしてスタートして、長編映画になったとのこと。トイレ清掃員の日常を描いている。大きな事件は起こる物語ではないものの、役所広司の佇まいで映画を引っ張り、静かで味わい深い作品になっている。ほんの少ししか出番がないキャラクターも、すごい俳優が出ていて驚いた。研ナオコも出てたみたいだけど、どこだったんだろう?車中等で、渋い音楽が流れる。キンクスのサニーアフタヌーンは嬉しかった。主人公が愛する文学にも触れたくなる。古書店の店主、書物を手に取る人への愛情で溢れていた。パンフレットの川上未映子さんと柳井康治さんとの対談、THE TOKYO TOILETのカタログが面白かった。