イオンシネマ桑名にて鑑賞。

10年間失踪していた夫が、ある日突然帰ってくる。主役は妻役の筒井真理子、夫役は光石研、息子役は磯村勇斗。筒井真理子の職場の同僚に木野花、客に柄本明、他にも安藤玉恵、江口のりこ、平岩紙、ムロツヨシなど、めまいがするようなすごいキャストが勢揃い。主役の環境はかなり過酷なものがあるが、なんか笑ってしまう。新興宗教の踊りや、筒井真理子が夫に意地悪する場面が最高だった。宗教団体に光石研が連れて行かれた時のセリフ、「人にできることは祈ることだけ」という言葉は、コミカルなシーンの中でも妙な説得力を持ついいセリフだった。木野花が入院した時、筒井真理子がお見舞いをして家の掃除をする。素晴らしいシーンで感動的。ラストシーンもとても印象的な素晴らしいシーンだった。